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屋根の雨漏り対策1/4事前調べ

雨漏りの簡易対策事例を

短編の物語化をしながら検証します。

 

私の中には確かに潜んでいる正体不明で

神出鬼没な多重人格を登場させて

色々な立場や観点から探ると予測範囲が拡大し

リスク回避策や最優先策などが絞りやすくなります。

 

今回は今後、度々登場する雨漏り類神↓様です。

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[雨漏り類神]

・・なんか用?

しかし・・もうちょっと描き用があるっしょッ!

 

今回は天井の改装工事に伴い関連する

雨漏り対策の事案で内装の天井を色々な事情で

先行しましたが明らかに雨漏りの懸念が有りました。

 

天井裏から屋根裏を先に調べておき

手順前後になりますが後から屋根の

雨漏り対策を試みる予定です。

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[雨漏り類神]

・・だから?・・それがどうした?

好きなように、しなはれッ!

 

早速、天井板の一部を切り取り

天井裏から屋根裏状況を調べて、後から

屋根工事に着手する際の判断にします。

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雨漏りの浸み跡が激しい付近の

一部を開口して屋根裏を覗きますが・・

やはり天井裏は予測した通り、こんな感じでした。↓!

まずは細かい埃やゴミ類が堆積しているので

マスクや汚れ対策は必須。

 

そして・・うかつに天井裏へは上がれません。

天井板や骨組みなどが破損して剥がれたり

上った人が転落事故になりかねません。

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[雨漏り類神]

・・さいざんす。

天井は人が上がり長期荷重に耐えられる強度は無し。

足場板など仮設材で荷重を分散させながら移動する必要有り!

ヨロシコ!

 

まずは安全の為に天井裏に上がらず屋根裏の状況を調べます。

この時に必要な脚立の高さは人の高さほどの

6尺タイプが安全で高い所も調べやすいですね。

 

3尺タイプの脚立は天板の上に人が上がれば

調べは出来ますが、少し低いので4尺タイプなら

知らベ目的は果たす事が可能。

 

又は押入れの天井などは点検口として屋根裏への

出入口として簡単に開くようにできている事が多いので

そこからの天井観察は安全ですが調べたい位置とは

かけ離れた場所なら天井裏に無理して上がり

天井の踏み抜きや転落など危険を承知で行います。

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[雨漏り類神]

・・あのねぇ~・・屋根裏と言っても人が這入れる

空間があるとは限らないしねぇ。

 

この現場は、かなり調べやすいよね。

それで・・どうしたん!

 

投光器を点けて屋根裏を観察するとこんな感じで

分かりやすくする為に縮尺せず大きめの画像。

 

屋根裏は全体が同じ状況で↓防水不良の跡が見れます。

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同じく↓雨漏り跡は有りますが小屋組材の腐れ落ちは無し。

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垂木や野地板が水腐れして落ちそうなら

屋根上に人は、うっかり上がれません。

 

軒の出が狭い境界ギリギリの建物なので

ケラバ(切り妻の方)は隙間が大きく

瓦の裏側がモロ見えで↓防水シートが有りません。

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こんな状態↑が現在の屋根裏の姿です。

 

問題は瓦、自体が、しっかりしていて水の切れが良ければ

普通の雨なら直ぐに雨漏りする事は無い程度ですが

台風など横殴りの暴風雨なら確実に雨漏りします。

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[雨漏り類神]

さいざんす!。

穏やかな天候なら問題ないだけだ、よねぇ~・・

 

天井を奇麗に張替えしても・・

雨漏りリスクを放置は無責任となるよねぇ~!

それで・・どうするん?。

 

とりあえず台風が来ないうちに

後で屋根の雨漏り対策をする事にしました。

 

葺き替えなのか?既存の改善か?は

現状瓦を一部剥がし試し、してからの判断とします。

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[雨漏り類神]

さいざんすか!。

くれぐれも転落事故が無いように注意しなはれやッ!・・

 

屋根上の状況確認は容易な事もありますが

ほとんどが転落、滑落、屋根の踏み抜きなど

重大リスクを秘めています。

 

有る程度の危険パターンとリスク回避策は

事前に知識としては把握する事が可能ですが

体感的な判断や反応は肚落ちできる実体験が必要となります。

 

※余談ですが・・

実際に転落経験が有るのはリアルで効果的ですが・・

これは運次第では逝ってしまうしまう可能性が高いので

お勧めしませんしワザと、やるべきではありません。

・・フルハーネス付けてなら有りですが。(^_^;)

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[雨漏り類神]

だよねぇ~・・

命綱付けても一本なら自分の体重が

体の一ヶ所に集中してぶら下がると

地面に転落はしなくても自力で

姿勢を直せないし助けが無いとぶら下がったまま

気を失うなど・・が有り得るらしい。

 

同じ致命傷なら・・命綱無しで転落の骨折、程度がマシかも?

あまり不十分な安全装置は過信しない方が良いぞな!

 

さいざんす。

一度、一本吊りやフルハーネスでぶら下がっては見ましたが

自力で下降する別ロープも用意していないと

簡単には着地も出来ないはずです。(^_^;)

 

まずは一本吊り安全帯での体感をしてみましたが・・

とても無様な絵ズラなので↓顔出し出来ません!

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これは練習で安定姿勢を保ったまま、まさに自作・自演のぶら下がり。

本番の転落時は、こんなに都合よく、姿勢よくは決まりません。

 

落下の衝撃で内臓破裂や背骨の骨折など・・又は

逆さ吊りになって・・やがて腰ベルトとズボンは

すっぽ抜け・・下半身丸出しで頭から落下・・など(^_^;)

 

次にフルハーネス装着での↓わざとらしい実験。

やはり・・無様で顔出しNGです!

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これも↑心得て試しているのでバランスはとれていますが・・

身動きとれません。やはり助けか?下降ロープが必要。

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[雨漏り類神]

しかし・・体制がブサイクよね~・・

なんか・・くすぐったりイタズラしたくなりそう(爆)。

 

よく、鳥の仕業か?カエルの干物が枝にぶら下がっている

光景と同じで大きさの違いだけかも?。

(↑あまり冗談が過ぎると大変な事になりますので注意!)

※本題に戻ります。

いくら天井や内壁、床など内装を奇麗にリニューアルをしても

雨漏りの懸念が有るなら改装した価値が台無しとなります。

 

関連事にも配慮した見立てと予測や計画が無難となります。

この辺りは雨漏りの影響が後で判明し室内に浸みが出れば

原因や事前対策や想定は後から検証すれば

最初から想定に入れるべき事案で有った事が鮮明になります。

 

いわゆる・・結果を見てから後出しジャンケンでは

誰でもダメ出しや責任の所在や追及が出来ます。

 

事前に、それらを予測して警告に含むと脅しや

余計な心配を仰ぐ意見となり敬遠されやすいのも事実。

 

参考意見として注釈程度で書き止めるか?

別途工事として表記するのが通常は多いかも?です。

 

あれやこれや多重人格的なモノの見方や判断も必要で

やはり自らに潜む別人格みたいな御助けの利用は有効かと思います。

 

そんな意味で自作、自演で登場の○○類神さま、宜しく!

(^_^;)

 

これで、屋根瓦の雨漏り事前調べ物語は幕!です。

 

 

次のアップは[屋根の雨漏り対策2/4(現状瓦の確認)事例]を、お楽しみに。

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