雨漏りの簡易対策事例で、まずは現状を調べてから
後で屋根の色々な状況に応じた対策を試みる予定です。
[雨漏り類神]
二階の屋根に上がり現状調べでは
常に危険を伴うので昇降に使う二連ハシゴに関して
簡単に重要な事を説明は?
具体的な実例を少しアップ、してッ!
そうですね、当たり前の事でも良く有り得る
現実に起きた事を簡単に示してみます。
まずは二連ハシゴを二階屋根に直接掛けた姿です。
まだ固定はしていない状態↓。
この状態で↑いきなり屋根に上がろうとするのは・・
とても危険な場面となります。
○まずは上部が左右に動き横に倒れる可能性が高い。
○仮に屋根まで上がれても上の端が短過ぎて
上体が体重移動の時にバランスを取りにくく危険。
(その対策として右横に全体、位置をズラせるなら上部安全度が増す。)
○二連ハシゴの中間付近で上部と下部の重なり付近で
もしも上からハシゴの角度や位置をズラす時に
ロックが外れたら修正できない、とても危険な状態。
(もし、単独行動で上がってからロックが外れると降りれなくなる。)
○最上部の固定が直ぐにできなくても
下部の足元ズレ動きの防止策も必要。
○中間付近から左右に横動きの防止策で
足元のズレ防止と関連する引っ張り固定や仮止めが必要。
[雨漏り類神]
・・さいざんす。
そして・・▼上部と下部を反対に掛けていないか?
▼裏表を逆向きになっていないか?
▼角度が急過ぎるか?緩過ぎるか?・・など。
こんな初歩的な事を今更・・なんて
思う事が現実には起きているので
それらは・・別の機会にしよう。
次ぎ行ってぇ~。
屋根上に上がり屋根の面積や↓働き寸法や
各所の納まり↓を調べて帰る前には
これは↑境界ギリギリの建て方での納まりで多く有ります。
次の処置をするまでの間に雨漏りしそうな事が有れば
応急処置はしておく必要も有り得ます。
例えば瓦が↓モロにひび割れしていたら。
コーキング剤で埋めて応急処置をしておきます。
後で塗装をするなら変性シリコンか?ウレタン系のコーキング。
塗装を考慮しないなら↓標準のシリコンコーキングで十分。
この現場では塗装もしない予定なので簡易処置です。
後で割れの部分を差し替えする予定なら、
わざわざ応急処置も必要がないですが
着手が長引くなら、応急処置は無難。
[雨漏り類神]
・・そうだねぇ~・・
次が有ると思い安易にパスや手抜きすると
色々な事情次第では後で後悔するよ!
どうして・・あの時にやっておかなかったのだろう?・・と。
まず二階の屋根の面積を知り
合板下地の必要枚数を算出します。
足らずは問題ですが・・多過ぎずも大切な事。
算出例は色々なパターンが有りますが
納まり次第で、ほぼ定例化しています。
後は、取扱者によってロス率が異なります。
その辺りは又の機会でアップします。
[雨漏り類神]
そうだね。
この辺りから予算構成が大きく変化するよね!
ドンブリ勘定でも偶然当てはまる事はあるけど・・
いずれは・・想定リスクを負う事になる!。
とりあえず建物全体の維持予定年数は少ないらしいので
節約志向で対処する事になりました。
予算的には何十万円の値動きを任意に
コントロールする事になります。
もちろん善意を持ってです!。
悪意を持って・・は禁止で・・ポリシーです。
[雨漏り類神]
悪意を持っては・・時に善い振りのように誤魔化す事も有り!。
誰しも内に潜むので・・注意しなはれやッ!・・
※余談ですが・・
奇麗事で善意主義の様でも実は相手や社会の為になっておらず
逆に悪意のように誤解されかねても結果的には健全な
事業継続で社会の役には立っている・・など
その辺りは摩訶不思議な興味深い実態が潜んでいるのは
間違いないようです。
※本題に戻ります。
屋根瓦は既存物の再利用で破損部分は
代替部材の調達のみとして
合板下地の重ね張りにゴムアスルーフィングの
敷き込みで防水機能を改善する内容とします。
[雨漏り類神]
しかし・・この厚型スレートの三本線でS型は
生産していないので代替品はどうする?
そんな事で代替部材も自作、自演となります!
(^_^;)
これで、屋根瓦の防水下地の改善(準備) 物語は幕!です。
次のアップは[屋根の雨漏り対策4/4(既存瓦の葺き戻し改善)]を、お楽しみに。