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ネズミ対策での暫定策事例4/4(有力な原因を発見)

二階の和室天井裏を調べながら

ネズミ捕獲の粘着シートを仕掛けて

一区切りを付けました。

 

その後に台所の流し台の裏側にある

大きな配管スペースが粗仕事の場合は

隙間だらけが有り得るので

入念に調べましたら良い仕事で問題無し。

 

洗面台なども排水管と排水ホースで

防臭キャップ無しの隙間などが

有り得る原因らしきネズミの

出入り穴は見られず。

 

今までに調べて把握しているだけの

それらしき別穴を後で塞ぐか?否か?

などを思案中の頃に展開が変わりました。

 

最初の階段隙間に暫定処置を

したにも関わらず部屋に置いてあった

食べ物がかじられたり室内に

念の為に置いていた粘着シートに

ネズミの毛らしき接着跡が見られたと

御客様から知らせが有りました。

 

暫定処置をさせて頂いた者としては・・

ショックでしたし・・

ネズミからの新たな挑戦を感じ、

なんだか変な闘志が湧きました(^_^;)

 

そこで最初の場面から調べ直しました

最初に手を付けた階段の隙間付近から始まり

その近辺を手の感触を得つつ触り続けました。

 

※余談ですが

見て眺め腕を組んで首をかしげているだけでは

身体感覚の五感や別な次元からのヒントが

降りてこないのです。

 

具体的には床や土間に寝転んで

真下から上を見上げた目線を変えて

観察する。

 

多分・・傍目から見れば異様な光景に移り

(もしかして・・この人は覗き性癖などが有るかも?)

と、疑いを持たれても構いません!(^_^;)

 

実際にどんな偉い先生方でも本能として潜在しているはず。

ただ使い方を間違えれば犯罪となり

ニュースでもあとを絶ちません。

 

業務上では有効な調査方法ですが無様な姿や

嫌悪感を抱き、解っていてもやらない人が大半。

 

これも有る意味、自作・自演と言えますし

その辺りも逆に売りネタとしての標的となります。

 

自作・自演と言えば他人が創り出した事柄を

さも自分が編み出したように繕い欺く事のように

ネガティブに捉えられがちです。

 

しかし先人の学ぶべき所を模倣し自分流に変化させて

用いるのは正当な手段で守・破・離の[離]です。

 

※本題に戻ります

すると床の間にある落とし掛けと呼ばれる

鴨居部材の両端に三角の隙間2ヶ所を発見。

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ネズミが楽に出入りする多さでは有りませんが

放置する事は出来ない程度なので暫定処置として

シリコンコーキングを詰めて塞ぎ

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こんな事でもゴキブリ対策には有効となります。

 

再び玄関に戻り確か最初に触って調べた

上がり框の裏側を入念に触り調べると・・

 

・・「んッ?・・なに?・・この手応は!」

 

ここは最初に触り調べたはずなのに・・今更なぜ?

など身体の五感による感触や天から降りてきたと言えそうな

ヒントが指先と共に伝わりました。

 

躊躇なくタイルの土間に養生シートも敷かず

衣服にゴミの付着、汚れ対策もせずいきなり寝転び

目線を昆虫のつもりなって上を見上げると↓・・

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出ました!探し求めていた大きさの、それらしき隙間穴‼

 

前に触った時は端や真ん中付近を触り下地有る指先感触は得て

隙間は無しと結論付けて肝心の穴を下から覗いて

発見する動作をしなかったのです。

 

触ったところがたまたま塞がっていただけの調べ方。

 

なぜ?そうなったか?の要因は指先を材木や合板に

素肌を晒して安易に横にずらすと・・

トゲが刺さる確率が高く何度も痛い目を経験しています。

 

その為には安易に材木の粗木、下地材、特に合板類の

地肌に対しては、うかつに手を横滑りはさせない

防御反応として習性で有効なリスク回避策です。

 

それにしても、それは言い訳となりましたが

教訓としては経験者でも、そんな見落としが

生じる事が有り得る貴重な失敗事例として

恥ずかしながら公開しています。(^_^;)

 

ボールぺンを差し込めば大きさの比較となり

深さは床下に通じているのが確認できました。

 

今までに調べて出入りの可能性を疑った所よりは

遥かに特定の原因ヶ所で有りそうな事が

明らかでネズミの出入りには好都合の場所です。

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どうして、こんな穴が空いたのか?

タイルの目地も詰まってない処や材木の節が抜け落ちたにしても

自然の節穴のよな変形は見られない配管か配線など何かの

貫通の為に意図的に開けた穴に見えます

 

玄関先の見付け場所なので穴あき欠損を塞ぐために

框の正面側には木目、樹脂製の薄い化粧カバーを

被せて穴を隠しています。

 

推理としては、この建物は既存部分は古くても

玄関付近は近年に施した仕上げで増改築をしており

玄関の位置は元々この位置では無かったかも?です。

 

別な間取りとして電気温水器を据え付けた勝手口付近で

床に配管などが有った部分を改造した名残りの

配管撤去の跡穴?かも知れません。

 

全体像では↓こんな場所です。

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それでも、ここが絶対のネズミ出入りの穴とは言えませんが

順次、調べた、それらしき隙間、穴とは格段に有力な

大きさと床下に通じる場所的には原因ヶ所としては有力です。

 

 

穴塞ぎの対処は板金の端材で接着して補修し、とても有力ですが

それでも暫定処置として区切りをつける事にしました。

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やはり消去法で順次調べてかつ暫定処置を

施して来ましたが思えば最初の上がり框調べが

入念だったら、もっと早く発見したのは間違いないです。

 

しかし他の調べも無視する訳にはいかない必要な個所で、

けっして無駄な事はなかったと解釈しています。

 

調べ方は念入りに原理原則に基づき対処すべきが

改めて気付かされた事となりました。(^_^;)

 

言い換えれば現場が教えてくれたとも言えます。

この辺りが、とても興味深い事でもあり

妙に納得、肚落ちしてしまう味わい深い所です。

 

 

そろそろ具体的な支援を御希望の方に向けて

支援申込サイトを近々、御知らせしますので

必要な方は自力対処への支援予約をして頂ければ

実用・実益が可能になるかも知れません。

 

これで、ネズミ対策での暫定処置(有力な原因発見) 物語は幕!です。

 

 

次のアップは[具体的な支援を御望みの方への支援申込の御案内]を、お楽しみに。

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