住いの困り事を解決する場合や修理、改装、改造、増改築などはもちろん
モノ・事を創るや解体、撤去などでも用具・工具は必須で
生の手足だけで作業が完結するのは・・無いとは言えませんが稀です。
そこで住いの困り事を解決・・などに実用・実益で関わる場合は
必須となる用具・工具の基本ノウハウを作業種別や分類に応じて
汎用性の高い順からアップして行きたいと思います。
御覧の皆様方が多少の事なら業者などに依頼して費用を払う必要性が
無いかも知れない・・有っても最小限で済ませ家計を節約または
積極的に自力対処に挑み何万~何十万~何百万~の出費を浮かせるかも知れない。
または売れる程の知識や技能が自宅や練習過程で経験積み重ねで
売りネタが身に付き知人や他者に対しても売れる程の価値提供が実現可能です。
場合によってはヘタな業者に依頼して不満が残ったりボッタクリ防止など
経済面でもハッキリした有効性が得られやすくなる可能性が有ります。
住いの困り事・修理の解決やリフォーム・*1がテーマですから
小さな作り物から大きな建物に及ぶまで可能性は広がります。
コロナ過の昨今では働き先なども混とんとしがちです。
そんな世情には関係なく住いの困り事・修理の必要性は容赦なく訪れます。
そんな時でも余計な出費を抑える為・・と、もしかすると後からは・・
売りネタとなり思わぬ収入源になるかも?の期待も込めて実現しても不思議では無い
それなりの代償を払う、負う覚悟を秘めて関わってみるのはいかがでしょう。
代償の具体的な事は成し遂げた時の価値を100とすれば、その5~20%以内です。
それ以上は元を掛け過ぎかと思います。
それらの詳細は順を追ってアップします。
まずは無償で得られる範囲の情報支援としてアップします。
このミッションは長丁場になりますし興味深いジャンルです。
変化変容に満ちた・・住いの困り事・修理などは生涯つきまといます。
自宅や他者との案件に関われば、おそらく一生涯通じても飽きる事は無いでしょう。
前置きは、この程度にして売りネタ短期習得の本番に入ります!
まずは・・切る!
単なる樹木の枝や幹の切断などノコ類は必須用具・工具に属します。
どこのお家にも、置いてある道具と思います。
各種材料を切断する場合は色々な場面や様々な用具で対処する事が多いです。
手加減が重要な手道具から動力を利用して能率的に使う電動工具など様々。
丸ノコ類の基本ノウハウは密度が濃いので別の機会に掲げます。
まずは手ノコの場合で木材用を切断加工する例を掲げて見たいと思います。
昔から有る両刃の手ノコです。
入門・専門書など色々な参考書があろうかと思いますが説明文字で
理解するのは困難で、せめて図解のイメージを参考にしながら
文字説明を含めてなら、なんとなく把握できそうです。
具体的な習得には、やはり体感による刺激を利用しながら
説明文書や口頭や音声でのノウハウ情報を取り混ぜながら反復練習が有効となります。
現場では見た目の対処で技量・要領の度合いや能率や正確さを
やり始めを見ただけで後の結果が予測出来たり下手か?普通か?上手か?など
その人の技能力・知識力などの評価が大きく左右される見た目の場面が有ります。
私、一個人の主観ですから世間一般に通用する事とは限りませんので
あくまでも参考程度に願います。
この場では木工事には使う頻度の多い手ノコでゼットソーの刃渡り265〜300程度の物を
対象にします。
刃の長さ、大きさの違いとは別に横挽き・縦挽き・縦横兼用の3種が
用途では大きく分かれる所です。
特に横挽き・縦挽き・縦横兼用の3種は・・どんな理由で分類されているのか?は
理由を把握すると全容を理解しやすいかも知れません。
現場で用途の違いを誤って使用するとムダな労力や 切れ味の違いなど・・
様々な大きな影響を受けます。
具体的な違いを極端な例で説明すれば・・下図を参考にしてみて下さい。
横引き用は素材の長手方向に繊維の入ったロープやヒモをカッターナイフや
包丁などで繊維のような筋を長さ方向に対して横断して切る働き。
縦挽き用の場合は刃の向きを横にしてヘラのように地面の土を掻き取り溝を掘る働きに例えられます。素材の縦長方向に切るのではなく掻き取る、えぐり取るイメージです。
タテ切り専用の手ノコを繊維の入ったロープやヒモを横方向にクワ形の道具を使い
スムーズに切れるでしょうか?
クワ形の先が繊維に引っ掛かり絡んで抵抗が増します。
逆にカッターナイフや包丁の刃で地面の土を鋭い刃先で普通に包丁使いの方向に
切込みを入れて土に溝を掘れるでしょうか?
用途で誤った使い方のまま木材を切ろうとしたら同じような不具合を
ハッキリと体感出来ます。
体験すれば体が覚えてしまいますから感触の大きな差により
刃先を見なくても切れ味だけでタテ用とヨコ専用は迷ったりはしなくなります。
そして未経験者の方に見られる動作で最初の挽き始めからつまずく現象で
材料の角が刃先の谷間にはいり動かない様で、とっても下手そうに見えます。
これにはハッキリした理由として刃先が二点以上切断面に乗ればスムーズに動き
刃と刃の谷間に切ろうとする材料の角が挟まりスムーズに動かない状態。
当たり前と言えば当たり前ですが、とてもカッコ悪い動作です。
なんとかノコギリが動いた後も、その場面を見なくても動きの音だけでも
上手か?下手か?優劣の判断をされる時があります。
それは押し引きの力加減が同じでガア〜ガア〜ガア〜と往き帰りが同じ音よりも
文字の表現ではガッ〜スゥ〜ガッ〜スゥ〜か・・ギーコーギーコーなど
引き勝手の時に力を込め押し戻すときはスピードは同じでも
力は緩くスムーズが理想です。
実際に力加減と切れ味や疲労度合いと切断速さや正確さなどがマッチした時は
音や体感で感じます。
そして切断する時には狙い通りに切断方向をコントロールできる条件と
ノコ刃の特性上コントロールできない事があります。
切断したいラインは手前側は手加減できますが 刃先の向こう側のラインは
刃の目立て加減の条件で左右のいずれかに曲がりやすいのです。
そして切断したい到達先の二割程度の範囲までで制御しないと
切断領域、全体の方向性がコントロールしにくくなります。
切断距離の長さでも、又は切断の深さでの方向性をコントロールするのは
シビアな手加減によって最初の制御範囲を二割程度以内で行うと有利です。
よって対象材料を刃先側に回転しながら刃の元方向へ切断コントロールし
周りながら筋道を付けながら切断し深さを増すのが楽です。
そして対象材料の固定の仕方で色々なパターンが見られますが
見た目の印象や能率の差、危険度、失敗の確率・・など
大きな影響がでやすい事例が有ります。
A〜Dは手ノコでも丸鋸でも通じる基本的な要領の差が生じる場面例です。
Aは切断しようとする材料を片手に持ち切断しようとする時に一点支持の為に
切断時の負荷で材料が大きく揺らぎ不安定で切りにくそうな体勢で行っている場合。
この様は犬が自分のシッポを咥えようとグルグル回っている姿を想像して下さい。 傍目に見ると・・とてもかっこ悪いですし
手ノコの場合はノコ刃を折りやすい体制です。
Bは固定が二点で安定していても切断位置が真ん中で切り進むとノコ刃が挟まれ
摩擦抵抗でノコ刃が動かなくなったり丸鋸ならばキックバック現象となって
跳ね返り危険状態です。これらは、やってみた体感で実感を掴むの重要です。
Cは固定位置は二点支持で安定ですが切断した後の切れ落ち材の長さが長いので
切れ終わる直前に最後の部分がスパッッと切り離されず
中途半端にボキッと折れ残ったり、逆に傷つけてはならない範囲が傷になります。
切れ落ち部分を片手で持ったり・・要領よく持ってくれる補助が有れば問題ないですが
よほど慣れていないと色々なリスクでは不利な条件での切断スタイルです。
Dは標準な二点支持で切れ落ち長さは短く安全で有利な作業スタイルです。
二点支持台になるようなリン木などに両方乗せなくてもAのスタイルでも
材料の端を地面や壁や安定した物などに接触させているだけでも
二点支持の条件になり有利で安全となります。
以上が文面や説明がでの支援情報となります。
たぶん売れネタとして確信を得るには動作での実働が4~5回の反復体験で
実感を得ると思います。初心者が現場で見習いや試用期間として関わる場合には
2~3ヶ月で自他共に達成、習得の判断が必要かと思います。
これらの確認作業の場としてオンラインでのコーチングを設けます。
遠方の方々も必要に応じて予約サイトからお申込み頂き実用・実益にむけて
売りネタの蓄積とそれらの組合せによる現実的な現場での実用・実益に御試し下さい。
順を追って御案内させて頂きます。
*1:望み事の実現