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簡易な波板屋根の増設 詳細例3/5

古い木造の借家に洗濯機、置き場の屋根造り例の

詳細を続けています。

 

まずは↓何も無い、こんな状態からでした。

 

 

現場で取り付け施工する前に

構造材の材質や等級を決定し必要数を調達。

 

この時点で必要なのが材料の明細書。

サイズや数量と等級などや各部材ごとの単価も必要。

 

この辺りの役割は設計や見積り業務の

施工管理としての役割や大工職人としての

リーダー的立場で受け持つ領域。

 

その後に材料の表面加工や仕口加工など

事前に、しておくべき施工の工程となります。

 

場合によれば現地で取り付け直前に実施する場合も有り。

 

 

いよいよ現地で取り付け本番ですが先に必要なのが

給湯器専用の電源、露出配線が垂木掛けと干渉するので

下に下げて取り付け直しが優先的作業。

 

この辺りが多能工が必要となる場面で

この程度でも電気屋さんに外注しないと

進められない大工さんは、結構居られます。

 

厳密には配線の接続作業ではないので電気工事士の

資格が必要なほどでは無いですが人それぞれで

対応の守備範囲として可能か?否か?が異なる場面。

 

この辺りも得意分野とすれば、かなり優位性があり

効率や対応範囲での希少価値として差別化になります。

 

次は↓いよいよ構造材の現場取付となります。

 

まずは↑垂木掛けを外壁に直付けします。

 

この時には外壁の表面素材と下地材や躯体の構造材や

種類や位置などをほぼ把握し取付の施工方法を判断します。

 

それに対して、どのような工具や要領で施すか?

そして、それを遂行する為のビスの選択や止め方の

要領など道具の使いこなしでは基本知識・技能が必要。

 

これらは現場の本番前に習得しておかなければ

間に合いませんし動作が不自然となれば傍目に見れば

不安感や心配を煽り危険性もあり曖昧な関わり方は

本人は基より関係先にも色々なリスクを負います。

 

 

次の工程段階では重要な桁と柱の取り付け。

 

この辺りになれば大きな木造建物の一部を

手がけるのと変わらない基本的なノウハウが必要です。

 

そのような詳細は今回パスしますがとても面白い

内容が含まれており他の件と重複する事も多く

非常に再現性の高い応用ノウハウで頻度も多いです。

 

基本ノウハウは詳細なピースの点とも呼べる事で

数多く点在しますが無限では無く一定数で

その対策は、ほぼマニュアル化が可能。

 

慣れれば肚落ち感覚となり無意識に動作が進み

ストレス無く動けて無我の境地のように淡々とこなせます。

 

 

次の工程は、とても重要な桁と柱の取付。

この工程は↓案件、全体の出来栄えを左右するほどの部分。

 

桁のサイズは↑半割材を縦に使い、この屋根の規模なら

ギリギリ可能な納まりですがコストと手間に合うなら

柱と同等サイズ形状か?それ以上の背の高さい材が一般的。

 

取り付け方は左の端は既存外壁にベタ付けで太目、長目で

破断しやすいコースレッドビスよりも少し強度の有る

パワービスを3~4か所で既存の躯体、構造物にある程度の

ベタ付け長さでビス止め固定。

 

反対側の右側は独立柱との組合せでは柱側の上部を

半欠き込み仕口にした状態で欠き込みに乗せて

桁の正面からビス止め3~4か所で柱側に固定。

 

取付要領やポイントとしては柱、桁とも2部材は

瞬間的にでも仮置きや仮止めしながら不安定な状態から

安全に固定していく手順が必要です。

 

ヘタすると大ケガや大失敗となる、お決まりの

想定リスクが色々とですが3~4例の最低数は有ります。

 

これらは在来工法で木造建物を組み立てる時に

必要な法則みたいな現象と基本対応策例とも言えます。

 

対処が簡単そうでも実際にやってみると困難だったり

物理的にも、それなりに重量と長さの有る材木部材が

シーソーの原理や重力の原則でレバレッチ(テコの原理)が効き

異様な力が働き人間の腕力や体制だけでは部材の変化を

コントロールできない応力が働き転倒や落下により

思いがけない労災事故や破損など色々な損害へと成り得ます。

※この辺りの因果関係での出来事例は多岐に渡り

 簡易に説明できないですが面白い部分なので

 別の機会が有ればアップします。

 

タルキ掛け材と桁や柱の3点が取り付けられれば安定した

骨格となり躯体・構造材・軸組みなどと呼べます。

 

これに、あばら骨のような役割で下地材とも言える

タルキや横桟木を取付てビス止め固定します。

 

昔は、ほとんどがビスよりも釘打ちでした。

今では考えられませんが古い物の解体には

まだ接続方法として釘打ちが存在し抜き方など

色々な知識や要領は釘特有の現象や性質が有ります。

※破断リスクではヘタなコースレッドビスよりも

 粘り強さでは釘抜の方が強い事も実証されています。

 但しスッポ抜けの欠点は大きく止め方によります。

 

次の工程として

タルキ↓はタルキ掛け(既存建物の外壁との接続材)との

ツナギや屋根の受材で非常に重要な役割となります。

 

ポイントは上に乗る横桟がたわまない程度の間隔と必要数で

ここでは1m前後のピッチで設定しています。

 

問題は軒先やケラバの飛び出し長さと、そもそも

最初の設定で必要な屋根の勾配度合いで

緩過ぎず、きつ過ぎずの機能性や見た目の度合いで

設計デザインの判断力となり施工途中や後にも

大きな違いが生じ、是非を問われます。

 

 

次の工程で

横桟木は↓波板材の下地材として必要不可欠な部材。

やはり波板材のタワミ固さに応じた間隔と本数で配置。

 

ここでは約40㎝前後のピッチでの設定で、これ以下は

詰め過ぎで不経済、60㎝以上の間隔は波板がタワミで

積雪時などは強度的に劣り欠陥の納まりとなります。

 

※余談ですが

もしも、この規模で屋根下が室内仕様になるならば

垂木か?横桟の上に厚さ12㎜程度の構造合板を野地板として

ビス止めしてから防水ゴムアスルーフィングなどを敷き詰めて

波板を張り下地の防水対策が必要となります。

 

この案件の場合は野外で採光の透過性が必要な為に

野地板合板は不要な工程となりますので必要ありません。

 

以上が躯体・下地となる全体の3/5範囲での詳細でした。

 

 

自力対処に挑みたい方へのコーチング支援の提供は

このようなイメージ構想に必要な項目を、お知らせ提供します。

 

次回は、4/5範囲の説明ページとして波板張りの詳細を掲げます。

 

 

 

自力対処で・・・日々を楽しく快適に過ごすビジョン!


 

業種は・・住いの困り事解決

(一般建築で主に在来工法木造建物に関する領域)

 

関わり方は・・フリーランス

(関わりペースや責任度合いの切り替えは自由を得る自主選択)

 

日々を楽しく快適に過ごすビジョンを実現するには

自己肯定や自己効力を自覚できる為には得意ネタなどは必要です。

 

 

以上の事を大枠・方向性として捉えて今後は

その中に点在する極小ピースとして色々な事に関り価値の有る

売りネタらしき・・最小ピース(基本ノウハウ)・・などを

ランダムに記事アップして、お届けします。

 

それはとてもアナログな事や経験者にとっては常識的か?

むしろ時代遅れや最善策ではないかも?・・も含まれます。

 

当然、私の未熟差さで誤り内容も含まれるかも知れませんが

その辺りの曖昧さ、不確かさは御了承願います。

 

現場・実働で使える動作や体感を伴う事で

慣れれば・・フローになれる!(ゾーンに這入れる!)

・・内容を掲げます。

 

(※長距離ランナーが有る瞬間から無我の境地でフローになる状態。)

 


※各自が必要時に自力で実施してみたい時に役立つ事柄を

 実動、体感作業と配慮対応など2軸のランダムで掲げて行きます。

 

 些細なピースとなる売りネタらしき提供情報が

 皆様方の実用・実益に反映される事を願いながら

 週、2~3回のペースでアップさせて頂きます。

 

※近々、リアル支援対応が必要な方々の為に

 分かりやすい単発の支援例を御案内をさせて頂きます。

 

 とりあえず同好会の会員参加を望まれる方は、申し込みページから

 御検討して頂き御試しの方は月決め会員参加だけの御利用を

 宜しく、お願い致します。

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次のアップを、お楽しみに。