内壁付近
内壁の化粧ボードなどは張る順番と方向などで 作業の優位さには多少の相違があります。 例えば、こんな変形納まりは、向かって左側が 巾落し後の削り合せが必要。 張り仕舞いの場面で向かって左側への方向性で 左の削り合わせは左利きの人が有利。 化粧ボー…
内壁の化粧ボードも多種多様有り。 素材が軟質系と硬質系で大きく異なります。 さらに軟質系でも石膏ボード系とパルプセメント系の二種。 硬質系はスレート系と樹脂系や樹脂とアルミなど複合系の三種。 大きく分けても素材の違いで五種。 後はグレード別や色…
店舗側の内壁を終えたので奥の厨房側内壁仕上げへと続きます。 断熱材は御客様に入れて頂き人件コストの節約型対処です。 化粧ボード仕上げに取り掛かります。 まず既存基礎の残り部分のハツリ解体作業が 必要なので先に終えます。 この程度なら無理やり斫る…
前ページからの続きです。 高さに関する張り仕舞いの到達地点の納まり予定は水平条件の場所のみが重要。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 傾斜天井の勾配部分は高さが曖昧なので成行で納めるしかない所。 下部の見切りは被せ納まりで後付けと…
前ページからの続きです。 羽目板の横張りは本実納まりなので張り始めから 張り仕舞いまで一方通行で淡々と進めます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 距離が長ければ横の継ぎ手や高さの枚数も多くなり 僅かな合わせ、入れ加減で働き寸法の誤…
前ページからの続きです。 手順前後しながらも内装仕上げの段階になりました。 外壁の断熱材を入れて着々と進展。 この頃は断熱材の厚みは、まだ50mmが主流で 100mm厚さは有っても高価でした。 壁厚さの納まりも無理気味の納まりが多く 厚さは50mmの使…
前ページからの続きです。 内部に着手する前に既存との取り合わせ側の外壁に進みます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 ここは表から見えにくい狭い通路の外壁なのでVリブ鉄板仕上。 狭い通路での上部は、やりにくい巾ですが、この程度なら…
前ページからの続きです。 外壁を作る前に天井を先行したり、途中で再び外壁に戻り 変則な工程で進行しています。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 ドウブチ下地と面材張りで下地は二種混合。 裏側の外壁鉄板用のドウブチ下地の途中で全景です…
前ページからの続きです。 この現場も、そろそろラストに近付き、もうすぐ終わります。 間仕切りの内壁材は厚さ8㎜のケイカル板。 なるべく塗装は先行して下塗りをしておきます。 吸い込みが激しいのでシーラーを塗るか?または、 上塗りだけでも最低二回塗…
前ページからの続きです。 内部の間仕切りも不燃が必要なので軽量鉄骨の角パイプを骨組で取付。 そもそも木造なら簡単で予算も有利でしたが軽量鉄骨仕様になったのは 公共物になるので申請に関して不燃にすべき規定が有る為です。 しかし、この程度の仕様を…
前ページからの続きです。 ついに仕上となり完了に至る事が出来て御引渡しとなりました。 元、和室だった位置から間仕切り壁と 出入り口が有った所もオープンに。 梁の欠損が有った天井の境も、なんとか納まりました。 和風の押入戸フスマもビニールクロスで…
前ページからの続きです。 和室側の骨組下地が、ほぼ完了なので 間仕切り壁、取残しの仮設は撤去。 問題の梁、欠損部分を抱合せ補強。 本当は背の高さが広い物で下端まで抱かせて補強したい所ですが 諸々の理由でこのサイズ。 台所側の天井高さに合わせて下…
前ページからの続きです。 室内、改造は下地作りでは既存との条件次第で 色々な業種の納まりや工程に関わります。 下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。 内壁の下地を沈めて部屋の広さを優先にすると古い既存壁内と 下地との空間は、ほとんど…
前ページからの続きです。 解体後は、いよいよ大工工事に進展します。 まずは和室だった部屋の天井と内壁のボード下地を取り付け。 天井は38mm角の野プチ組だけの下地で 簡易型の石膏ボード用の骨組。 壁はドウブチや薄板を壁のチリ寸法に入り込むだけの厚…
前ページからの続きです。 御客様や関係者と綿密な説明と打合せや外注など各種発注手配も終えて、 いよいよ施工の着手となります。 解体を始めて、すぐに建物の構造が明らかになりました。 間仕切りは簡単なパネルですが大量生産の規格物か? 現場での造り付…
和室と台所の間仕切りを撤去して部屋を広くしたいとの御希望で 対処させて頂きました。 途中で、この建物の構造で重大な納まりに遭遇する事になります。 貴重な失敗の素発掘の展開となりますのでお楽しみに。 施工前は六畳間に押入れや床の間やタンス置き場…
廻り階段の手摺取付事例です。 過去の取付データーなので最近の接続金物が普及していない頃の 納まり参考例です。 廻り階段にタモの集成丸棒を取り付け。 要点はブラケット金物の取付位置と下地の有無。 そして変形継ぎ手の仕口納まりの工夫。 最近なら自在…
前ページからの続きです。 最近の流し台は、ほとんどシステムキッチンが主流となりました。 もちろん単品商品の組合せも多く有ります。 特徴は流し台や調理台、コンロ台の天板が一枚物で ステンレスや人工大理石になっている事。 色合いは正面のキャビネット…
システムキッチンの本体取付では、上部の吊り戸棚を先に進めます。 本来なら右側のレンジフードから先ですが排気管の貫通仕込みが有るので 例外として左から取付。 防火の為なら金属管のスパイラルダクトが妥当ですが先の方なので 樹脂管使用ですが申請や検…
前ページからの続きです。 記事の順番が前後しましたが内壁下地作りの要領を少しアップします。 壁面の正面にはホーローキッチンパネルを張り付けますので下地ドウブチの位置は 下地板材の継ぎ手位置や上下の住設機器取付に関して必要なバック下地が必要です…
前ページからの続きです。 窓枠は既存のサッシに合わせて上手く納まりました。 水の切れを良くして防水性は怠らず施工する必要があります。 出入り口は既製品の納まりに合わせて化粧枠やガクブチなどを 取り付けて間仕切り壁の取り合わせは完了。 タカラ製品…
前ページからの続きです。 解体の後は排水配管の位置変え。 ユニットバスの排水接続は、ほとんどのメーカーが 入り口の反対側の隅付近に既存から接続して立ち上げて、 いれば納まる事になっていました。 近年では隅ではなく所定の排水接続位置が製品ごとに …
前ページからの続きです。 浴室の解体に着手します。 既存の内壁タイルや天井はユニットバスの施工寸法に障害が無ければ なるべく温存し解体を省略しコスト節約や既存構造物の強度維持を 優先にする場合も有ります。 この現場では規格サイズを入れる為にはタ…
浴室の修理と脱衣、洗面の改装事例です。 今回の浴室修理は既存浴槽を解体撤去して ユニットバスに入れ替えのプランです。 このようなプランは誰しも考えますが業者に依頼する事が大半で 自力でやってみたいと思っても無理だと思いがちです。 ※余談ですが し…
前ページからの続きです。 アルミサッシの枠を室内から入れると耳のプレートが モルタル外壁の内側に隠れて納まりが決めやすいです。 次に室内側の化粧枠を取り付けて内壁の切り抜きを被せて 切断跡のキズを隠します。 下図は編集加工で斜め端がカットされて…
前ページからの続きです。 内壁はラスボードにプラスター下塗りにジュラク壁の 上塗り仕上になっています。 切断位置はアルミサッシの外枠が入り内部の見切りガクブチで 被せて切り抜きキズが隠れる納まりの位置とサイズで開口します。 最初はカッターナイフ…
前ページからの続きです。 モルタル外壁の一部を切断開口して内部の構造材や 下地の位置を確かめます。 間柱の位置はどこか?正確に測り、切断するベストな納まりを 予測してから切断寸法を確定。 一番重要な構造材としては管柱や筋かいは 切断しない位置を…
部屋が暗く風通しも悪い環境を外壁切り抜きで 窓を取り付けてほしいとの御希望に対処しました。 室内は和室の居間で窓に適した場所はタンスの上にある 空きスペースの一ヶ所だけでした。 下図の三枚は編集加工で斜め端がカットされています。 家具の置き場は…
前ページからの続きです。 内部の腰壁は耐水合板下地に100角、半磁器タイルの接着張り。 床も同じく耐水合板に防水処置を施して 床、磁器タイルの接着張り。 この程度の面積なら腰壁も床も張り終えてから 目地入れするのが効率的。 正面の腰壁タイルの割り付…
古い建物で和洋兼用型水洗トイレを腰掛け式に改造する事例です。 下の画像は腰壁と床がタイルで上壁は土壁仕上になっている 解体前のトイレ現状。 現状の納まりは良く有るタイプですが、段差と座り込みは、 お年寄りにとっては足腰の負担で使用が困難となり…