躯体・構造・下地
厨房との間仕切りには調理台など簡易仕様で取付。 店舗側との間仕切り位置が約90cmズレたような窓の中間付近に設置。 これもほぼ想定済みの配置。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 天井の吹き抜け納まりによる空間造りが上手くマッチした仕上…
埋め込みレールのモルタル下地作りで 土間モルタル仕上の準備も進展中。 既存の独立柱キソも余分なコンクリートをハツリながらモルタル補修。 柱の面は合板下地で四面囲い込みでクロス下地作りも完了。 モルタル塗りには必ず剥がれ防止の為に水湿しが必要。 …
店舗側の内壁を終えたので奥の厨房側内壁仕上げへと続きます。 断熱材は御客様に入れて頂き人件コストの節約型対処です。 化粧ボード仕上げに取り掛かります。 まず既存基礎の残り部分のハツリ解体作業が 必要なので先に終えます。 この程度なら無理やり斫る…
前ページからの続きです。 羽目板の横張りは本実納まりなので張り始めから 張り仕舞いまで一方通行で淡々と進めます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 距離が長ければ横の継ぎ手や高さの枚数も多くなり 僅かな合わせ、入れ加減で働き寸法の誤…
前ページからの続きです。 手順前後しながらも内装仕上げの段階になりました。 外壁の断熱材を入れて着々と進展。 この頃は断熱材の厚みは、まだ50mmが主流で 100mm厚さは有っても高価でした。 壁厚さの納まりも無理気味の納まりが多く 厚さは50mmの使…
前ページからの続きです。 内部に着手する前に既存との取り合わせ側の外壁に進みます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 ここは表から見えにくい狭い通路の外壁なのでVリブ鉄板仕上。 狭い通路での上部は、やりにくい巾ですが、この程度なら…
前ページからの続きです。 外壁で別部分の仕上は安価な角リブ鉄板仕上。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 下地はドウブチ材で直張りのローコスト仕様。 全体予算の都合で押さえるべき所はハッキリと制限します。 外壁の一部コーナで裏口付近は…
前ページからの続きです。 開口部廻りなどの外壁用、見切り材は杉の足場板を巾落し加工。 プレーナー削りと超仕上した物を、チョンナの粗ハツリで 特殊な面取り加工わしました。 辺材のヤセ部分をチョンナハツリで丸太風にナグリ加工。 とてもアナログな表面…
前ページからの続きです。 外壁を作る前に天井を先行したり、途中で再び外壁に戻り 変則な工程で進行しています。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 ドウブチ下地と面材張りで下地は二種混合。 裏側の外壁鉄板用のドウブチ下地の途中で全景です…
前ページからの続きです。 天井は二種類となり、ジプトンボード仕上は終えて 今度は吹抜け納まりに着手。 片流れの屋根形状を利用して小屋組を見せる荒いイメージで カントリー風の計画。 特徴は小屋組の昇り梁と方杖と引っ張り応力が目的の 引きボルトの混…
前ページからの続きです。 野プチ組は親、野ブチや捨て野ブチか?吊り野ブチ?と称するのか? 地域によっては解りませんが半間ピッチの約90~100cm程度で 他の交差する野プチは45~50cmピッチ程度で取付。 天井の吊り加減は通常、直線よりも部屋の中間で…
前ページからの続きです。 出入り口の一部で既存との取り合いは簡易な木製建具で片引き戸。 鴨居は木製の一筋鴨居を柱の外面へ直付け。 敷地内の通路を挟んだ外部なので、 まったくの外壁ではない簡素な納まりでも十分との判断です。 当時は、まだアルミの片…
前ページからの続きです。 アルミサッシも入り、外壁に合板の面材を張り構造下地に着手。 この頃はまだ針葉樹合板は普及前で厚さ12㎜の コンパネ系の合板。 と言っても・・コンパネもどき材が多く 品質にはムラが多い頃でした。 外壁の表半分は木材系の下見…
前ページからの続きです。 既存の独立柱の一部が腐食していたので 補強して繋げた取り付き部分です。 基礎は連結して補助柱も抱かせて、 継ぎのボルト固定で補強したので、安全になりました。 窓枠の下場までの長さを利用して抱合せですが 今まで以上に安定…
前ページからの続きです。 構造材に面材を張り外部の進展は中間ほどの工程になります。 表のパラペットで方杖を組み込み一体化した部分。 この段階では外壁が、まだ囲まれていなので内部着手は、 しない事が多いですが、解体済みの廃材などを利用して 足場を…
前ページからの続きです。 筋違い材の取付と同時に柱材などを固定します。 最近はプレート金具をビスや釘止めが主流になり 下記に示すカスガイは稀です。 条件によっては、以下のようなカスガイ程度で良い場合も有ります。 昔は色々なカスガイが使われました…
前ページからの続きです。 小規模の増築では建て方の次は野地板まで終える屋根仕舞いが優先。 規模と関わり人数にもよりますが区切りとして、 できるだけ建て方、当日に終えたいのが理想。 屋根仕舞いが完了するまでは転びは正確に決めて仮筋交いで固定。 こ…
前ページからの続きです。 屋根下地の途中です。 このページでは貴重な失敗の素を自ら創り、 さらに増やす事になった経緯が残されています。 下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。 構造用合板がまだ普及していない頃の為、針葉樹タイプではあ…
前ページからの続きです。 既存の外壁モルタルを切断して屋根の取り付き納まりの着手中。 この辺りの作業は高所で危険なので 御客様は関わりして頂く事はできません。 安全な部分だけに限定して関わって頂き進めて行きます。 増築部分が片流れ勾配の屋根なの…
前ページからの続きです。 簡素な小屋組にした骨組での建方工程も、 ほぼ決まりかけの状態です。 この状態で転びを直して仮筋交いで固定するのが無難。 各所のボルト締め付けの後には垂直が自然に ほぼ決まってくれるのが理想です。 とくに柱に対して胴差し…
前ページからの続きです。 大工工事の中ではメインと言われる現場で建て方となります。 まずは土台敷きに着手。 土台の素材は米ツガの防腐処理材。 通称・・スケヤー?と呼ばれたかと思います。 この時は、安全なので御客様に関わって貰う事も可能な所。 小…
前ページからの続きです。 基礎の次は、大工工事として構造物に着手します。 この分野は現場の採寸・設計・墨付け・キザミ加工 ・・など基本段階がありますが何れかの機会に 触れてみたいと思いますので、ここではパスします。 キザミ加工が終えれば建て方の…
前ページからの続きです。 基礎工事は簡易仕様で生コンの打設へと進みます。 最近では天場塗りは時間差をつけて基礎用レベラー材などを使用し 当日の施工が主流になっています。 しかし、キソレベラーが固まりかけた頃に生コンが下に 沈下する場合が有り、後…
古い建物を解体して簡易な増改築をしたい場合の大まかな事例です。 施工面積の規模は10㎡以内で建築確認申請が不要な程度で進める規模です。 古くても、すでに有った建物を残しながら進める有効策があります。 基礎などは古い昔の基礎跡に被せたり補強しなが…
前ページからの続きです。 土間モルタル仕上も完了となり後はダメ仕舞いなど。 水が引いてから表面をコテ押えして完成。 季節と気温によって時間待ちのタイミングが必要。 下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。 時間待ちを利用して各部のダメ…
前ページからの続きです。 この現場も、そろそろラストに近付き、もうすぐ終わります。 間仕切りの内壁材は厚さ8㎜のケイカル板。 なるべく塗装は先行して下塗りをしておきます。 吸い込みが激しいのでシーラーを塗るか?または、 上塗りだけでも最低二回塗…
前ページからの続きです。 内部の間仕切りも不燃が必要なので軽量鉄骨の角パイプを骨組で取付。 そもそも木造なら簡単で予算も有利でしたが軽量鉄骨仕様になったのは 公共物になるので申請に関して不燃にすべき規定が有る為です。 しかし、この程度の仕様を…
前ページからの続きです。 内部に少し間仕切りが必要なのでスチール50角で仕口加工。 まだ懲りずに手作り仕口が続く。 角パイプはC型鋼よりは面倒かと思いましたが面の数は同じで 変わりません。 外壁は角リブ鉄板仕上げ。 下図は編集加工で斜め端がカット…
前ページからの続きです。 出入り口のアルミサッシ取付へと進みます。 裏と側面の二ヶ所は普通の土間用引き違いサッシです。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 表は二枚建ての片引き込み納まりで特殊なオリジナル仕様。 外壁用の横フレーム取付…
前ページからの続きです。 軸組の後は屋根の折板ルーフ葺き。 これで雨降りにも鋼材が錆びず安心。 外壁廻りの横付けフレームの寸法を確定して仕口造りの後に取付開始。 C型鋼の部材でタッピングビスの取付仕口の墨付け。 バカ穴は先にあけてから切断して曲…