前ページからの続きです。
モルタル外壁の一部を切断開口して内部の構造材や
下地の位置を確かめます。
間柱の位置はどこか?正確に測り、切断するベストな納まりを
予測してから切断寸法を確定。
一番重要な構造材としては管柱や筋かいは
切断しない位置を推測して切断の開始。
黄色い点線には筋交いが入っているはずなので、
それを避けて窓の開口位置を決定。
切断寸法はアルミサッシの外枠からシーリングの目地巾を
切断仕上で想定し大きさを決定。
アルミサッシは中から入れ込みサッシの耳は内側から入る予定です。
外からはサッシが入らないので納まり易い手順を検討し、
何回か確認してから、入れ方は決定。
切断途中でも予測外の内部状況を調べながら端の位置を最後に切断。
ラス、モルタルの外壁を外せば予測通りで障害物は無しでした。
土壁は無くラスボード下地だけなのは最初から想定済み。
土壁が無いと、やり易いです。
いよいよ内壁の切断開始前。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
こちらは丸見えなので慎重に納まりを確認しながら
切断位置を決めて、印し付けをします。
外壁と内壁では切断位置が納まりの都合で多少変化します
事前に断面図を書いて、納まりの確認を先に、しておかなければ
何事も成り行き作業では失敗します。
次に続く。