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室内、改造は下地作りでは既存との条件次第で
色々な業種の納まりや工程に関わります。
下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。
内壁の下地を沈めて部屋の広さを優先にすると古い既存壁内と
下地との空間は、ほとんど無なくなります。
そこで問題となるのが電気の配線や各種配管などの隠ぺいスペース。
改造に伴い配線回路は目的が変わって移変したり
増えたり減ったりで変化します。
天井裏は内壁とは違い空間が多く作業に問題はありませんが
内壁に繋がる所から限界のあるスペース部分では
色々な工夫が必要となります。
配線や配管は無理のないコースで安全な位置を
通過するのが理想。
気を付けるのは施工時に使用するビスや釘など貫通物によって
配線がショートしないようなコースと安全な深さを選ぶのが重要です。
天井から内壁内の通過が、どうしても困難な場合は
空間の広い床下経由の配線コースも有ります。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
いずれにしても下地や仕上材で表面を、ふさがない工程で
作業するのが、し易い事になります。
下地の骨組、取り付け時期に配線や配管は
早過ぎず、遅過ぎずのタイミングが大切です。
次に続く。