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トイレ増築8(二枚折り戸の改造と組立02)

前ページからの続きです。


折り戸をあらかた組立た後は躯体へ取付を進めます。

ここで一度、枠は仮に取り付けますが折れ戸の本体側は

仮組のまま仮付けして開閉状態などを
確認しながら既存内壁の化粧合板と建具側の関係で

目地位置の高さが重要なので印をします。

したがって建具側の下部、仕上化粧パネルは入れずに

仮組で仮合せとなります。

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横目地がある仕上げ材はその高さラインが合わなければ

決め所で失敗します。

生かし取りした既存の化粧合板を目地位置合わせをして

継ぎ手位置も考慮し入れ込みます。

完成はこんな感じになりました。

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化粧合板は継ぎ手のコバを接着して繋ぎ、裏側の荒れ面は

パテ処理などをしてから内壁仕上材のビニールクロスの

友柄を張り、下のような感じとなります。

ここで問題は規格品折り戸専用の樹脂パネルの

厚みが3㎜だったのに対して既存の化粧合板と

クロス材の厚みを含めて約5.5㎜ほどになります。

よって規格品用のパネル押えの

後付けビートが大き過ぎて入らない

ので薄く剥ぎ落しました。

当然、噛み込みの挟まれ固定機能がなくなったので

樹脂用接着剤で固定する必要があります。

トイレ内部の扉、内側の完成はこんな感じになりました。

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規格部品のビート材の剥ぎ落しが上手く行かず、

この納まりで決まらなければ
シリコンコーキングでシーリング仕上に変更して下さい。

浴室用中折れ戸をトイレに使用したので相当、

無理が有るかと思いましたが、この程度なら許容範囲でした。

簡易仕上げの内容なので、ここでは

ギリギリ、セーフでしたが・・何処でもは通用しないです。(^_^;)

次に続く。