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マンション床修理1(危険な床下01)

古いマンションの床鳴りや床板の

タワミ修理事例です。

この現場では状況判断の結果、重ね張りをしますが、

まずは床鳴りを解決してからでないと
重ね張りした後からは床鳴りの補修はできません。

床鳴り部分を特定してからネダの浮きが原因らしいなら

床上から直接ビス止めすれば良いのですが・・

床下の状況を確かめず

直接、釘打ちやビス止めの床鳴り補修は、とても危険です。

マンションの床下は空間が狭く各種配管、配線が接近しており

補修ビスや釘などが貫通し大きなトラブルとなるからです。

まずは特定の場所を丸のこで深く刃を出し過ぎないように

慎重に切り抜きます。

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刃の出は12~15㎜の床板厚さの深さしか出しません。

余計な深さで刃を出して配管、配線を切断しない為です。

切り抜きした部分に配管が無いか?

確かめてから浮いている釘止め部分をビス止めして
まずは床鳴り原因を解決します。

 

当時は古くさいインパクトドライバーを使っています。

 

昔は頻繁に使っていた日立の12vです。

 

とても使いやすく好きでしたが偶にパワー不足で

ビスが入りきらない事もしばしば。

 

今は14vや18vへ。さらに30v以上の話も・・

しかし今でも12vや14vで十分な時が有ります。

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配管が有った場合はこんな感じです。

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よく見ると給湯配管の銅パイプの姿が見えます。

 

断熱カバーが少しズレて開いていますので、

そこからの熱でその付近が温められたり冷めたり

冬場の低い気温なら湯気で結露して水湿りします。

 

どす黒く変色した跡がハッキリ見られます。

 

この状態が激しいと水漏れしていないのに腐食したり

カビたりしそうなのが解ります。
危険物が色々
隠れていた色々な危険な状態が目に入ると

・・ゾッとします。

次は重ね張りに続く。