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洗面台スペース露出1−2(箱型増築)

前ページからの続きです。

モルタル外壁を剥がしラス地板も撤去すると、

こんな感じになります。

色々な障害物の可能性は十分に有りましたが・・

幸い、この壁面には筋違い材は入っていませんでした。

もし入っていても他の壁面で補える建物だったので

大きな影響は無く、切断する予定でした。

筋違い材が入っていれば撤去の影響は少ないと

確信していても構造材を切断するのは嫌なもの。

開けてみて・・最初から入って無ければ、なおさら安心です。
 

外壁の切断に関して庇付近は色々な絡みで困難が付きまといます。

モルタル壁の切断はもとより、木下地などの撤去は

必要度合いを判断しながら色々な配慮が必要です。

 

生かし残り状態、如何で後に多大な影響を及ぼしますので

余計な所を痛めないのはもちろんです。

 

読みの浅い不十分な対処残しが有れば最初の頃に

やっておけば簡単な事が後ではムダな労力や

余計な工夫が必要にもなり得ますし場合によっては

対処不可能になる事も有ります。

外壁内の断熱材も開口する為に一時は撤去しますが
改めて露出する壁面などへ再利用するので廃棄処分はしません。

 

むしろ量的に不足なので追加補充が必要となります。

間柱も切断、撤去しますが上の切断位置は新規に

室内、空間となる上部の天井や内法枠などの

納まりによって切断位置の決め所があります。

やはり切り過ぎは長さ不足となり、切り残し過ぎは

二度手間となり、ベストな切断の位置を推測し

納まりの工夫や判断を持って決定し

後で上手く合致したら・・の賭けが面白い所です。

 

もちろん全問正解とは行きませんがその時

それぞれの条件次第で変化する及第点範囲を目指します。

この辺りで中断し翌日への持ち越しとなり養生シートや

合板などで仮設を施し一区切り。

次に続く。