内障子の建具が中央付近で動かなくなり外す事も出来ず
障子紙の張替えも出来ないとの事で外すのと建付け直し事例です。
高さ1.2m程度の中連の窓建具を外す事はジャキアップしなくても
突っ張り棒で普通に外せました。
高さをいきなり上で落とし寸法を詰めるよりは、やはり
タテの建付け合わせして下端の左右いずれかを必要なだけ削り直し
再び建付け合わせをしてから高さを調べます。
建付け合わせで削り取った事で高さの伸び過ぎが解決する事も有り、
逆に、そうは上手く行かない事も有ります。
やはり手順通り確かめながら建付け直しと高さの調整で
手順は標準化しています。
次は掃き出しの大きいサイズも外れませんので長い用具を忘れたので
臨時の突っ張り棒を作りました。
短い物をビス止めで繋げました。
普通は、こんな頼りない事はせずに一本物が安全です。
しかし、こんな簡易処置の突っ張り棒でも十分に効果が有り
建具は簡単に外れました。
構造物の鴨居や敷居の逃げ代が有り容易に高さの変化が得られたようです。
同じく建付け合わせで下場の削り合わせ加工してから
高さの調整をして完了です。
時々、慣れていても削り落としの左右勝手を間違えて
ミスる事も有ります。
どちら側を削り落とすかの?の判断は、裏表の違いや
目印の付け忘れや勘違いする表示の仕方は禁物で
決定後にwチェックは必要です。
これら建付け合わせの削り直し加工は昔から変わらずの
今後も必要とされるアナログ作業です。