片流れカーポートの屋根パネルの張替えも後半へと続きます。
この付近は外れて無くなったパネルの張替え部分ではなく有っても浮いたり
ズレ下がりしていたので次の強風では必ず外れて飛ばされる状態の部分です。
すでに飛ばされて外れてしまって開口部が大きく空いているので
空気だまりが抜けて風圧が少なくて飛ばされなかっただけにすぎません。
外れた三枚を張り直し塞いだので、こんどは
奥の外れかけている部分が剥がれる番です。
バネルの下側を浮かずに止めていた押え部品も古いズレたバネルを外すと
押え部品は↑上の画像のように部品が外れています。
固定されていたのはアルミのリベットだけなので
千切れて抜けています。
外れたた部品は掃除をしてシリコンコーキングで接着とビス止め固定しました。
奥の方の既存屋根バネルを張り直すのは一枚づつ剥がしては
作業空間を作りながら奥に逃げます。
屋根上に登り作業するのは現実的に遣り難く
足場から上半身だけを乗り出して作業するのがベストです。
外したり入り込み戻しには手が届かない所はドウブチ材などで
浮かしや押えなど手が届かない離れた所も押さえや浮かせの手加減ができます。
この時に、もう一人補助が有ればやり易いだけで、この瞬間だけに
人手が必要なだけです。
随時、二人いなければできない作業では有りません。
問題は人件費の都合で採算性だけの問題です。
トイの中に有る堆積ゴミも一枚ずつ移動しながら同時に除去します。
次の既存バネルは↓外す前ですが下側の固定金物が取り付けた状態で
ズレ下がりが解ると思います。
トイのフレームに突き当りズレ下がり状態が解ります。
その次には隙間が有るので正常で最後はズレています。
固定されている所と外れてズレ下がりが
トイとの隙間の違いで正常か否か?が明確です。
ズラし戻して接着と押えカバーをカチコミの入れ戻しは
ハンマーで叩き込みます。
新品の組立なら叩き込みはゴムハンマーや当て木などで
傷付き防止策が必要ですが古いのでバスします。
最終バネルを入れり戻し終えた頃には陽が暮れました。
隣地への道具の落下やトイの堆積ゴミを落とすことも無く
養生は予備の為だけでしたが有れば安心です。
メッシュシートを3mのドウブチ材の先にビスで臨時に仮止めし
クランプでブロック塀に固定するだけ。
ハの字型にドウブチ材を傾斜させるとクランプは一ヶ所止めで自立し、
簡単に必要場所に移動できます。
押え部品の一部紛失して不足していたアルミ部材は一本だけ必要でしたが
古い余り材料の中に75㎜角のテラス用アルミ柱の端材で切断加工して調達しました。
押え部材の不足部品をアルミ角バイプで代用制作した事例を
次のページで参考アップします。