賃貸コーポの和室で目スカシ天井板に見苦しい汚れ浸み跡があります。
オーナー様から張替えするほどの費用は無いので
簡単に対策してほしいとの依頼がありました。
前々から、このような補修は難しいのは承知でしたが、
なんとかならないか?考えました。
補修用ペイントで塗って、なんとかなるのでは・・と
期待をしつつ試しました。
しかし・・この↓程度しかならず。パッとしません。
拡大すると・・こんな感じで、なにもしないよりは少しはマシですが、
まったく解決しません。
ヘタに色の付けたし調色は・・よけいに悪くなるので
途中で限界を感じて止めました。
おそらく顕微鏡などを見ながら塗料の色合わせで近づけても、その時は近くなっても
時間の経過で紫外線や自然の劣化などで変色して後で色むらが現れるはずです。
たぶん、やらない方が無難かと思います。
重要文化財の復元技法など特別な技術でも、難しいのではないでしょうか?。
※過去に木目シートの幅広い物を無知で上から重ね張りした事もありますが
・・散々でした。
全体を木目風、目透かし風のビニールクロスを貼るのは有りです。
・・が。
それなら普通に目スカシ天井板を張り替えの方がコストは安上がりとなります。
次の事例もお楽しみに。