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浴室手摺の取付2/3

浴室のタイル壁面に手摺取付の続きです。

 

取付時の要点としては・・

 

○壁内の配管や配線などを壊さない位置決めが最優先。

 

※もしも、仕方なく干渉しそうな場合でも深さ制限で回避の可能性はありますが

 基本的には、その位置は避けるのが鉄則となります。

 

○ビス穴の位置はビスの直径の半分以上ズレルと効きが悪く外れやすい。

 

○いきなり埋め込みプラグの外径に合う大きな穴あけの前に下穴あけが有利。
※使用する手摺のタイプによりプラグのサイズや納まりが都度、異なり注意。

 

○化粧ビスの見える位置によって防水不良となり向き勝手を考慮するか?コーキング処理。

 

○タイルの表面全体が、どこでもビスの効きが得られるとは限らない。

※近年の圧着張りでない旧来の団子張りタイルは端の廻りに空隙が多くプラグが効かない。

 

下図は樹脂プラグの外径に合わせてタイル表面に穴あけ後に差込み手で半分程入り

後はカナズチで軽くプラグを叩き入れてタイル表面とツライチ状態にして

本止め前には埃を掃除してから念の為にシリコンコーキングを接着と防水策は有効。

※但し埃など汚れを水拭きしてしまうとシリコンコーキングは接着しないので

 ドライヤーで乾燥が必要となるので乾式か?湿式か?掃除の対処に注意。

 

 

※プラグ入れ込み時にカナズチで不用意な叩き方をするとタイルが割れて大失敗となります。
割れないようにカナズチの頭を斜めにして当たり面積を少なくするのは大間違いで

 敢えて全体を当ててタイル表面に広く当て打撃負荷を分散させて一極集中しない

 叩き方が安全策であり、これは実際に違いを試すのが腹落ち出来る処で実体験が有力。

 

プラグの素材は樹脂が主流になりましたが昔からの鉛製も有効。

いずれにしても穴あけの外径と必要な深さには必要な大きさと深さで加工します。

ビスの太さと長さに応じた適切な加工穴が必要となり過不足は失敗の元となります。

※開け方や拡大の仕方、位置のズレを修正するのは些細で色々なノウハウが有ります。

 

止め方は一ヶ所の近く全体をすべて本締めせずに全体を安定させる一本づつで

しかも本締めでは無く半分程の深さで仮止めして遊びを持たせて他のビスを

覗かせ仮差込みしながら穴の位置ずれを全体で振り分けながら

ビスを本締めしながら徐々に締め込み固定するのが無難です。

当然ビス止めに使用するドリルドライバーなどのトルクは強過ぎると

ビスが破断したりタイルが割れたりなど失敗となりやすく想定リスクは

あらかじめ把握して回避策を講じながら進めて行くことで成功の確率は増します。

 

詳しくは又の機会や、各自対応時の限界は様々な条件に応じて異なりますので

必要な方は個別コーチング情報の支援提供を御利用下さい。

 

活用の仕方などは順負って御案内させて頂きます

 

この住いの困り事・修理の解決やリフォーム・(望み事の実現)自体の内容は

現場での簡易や専門的の施工作業そのモノ、または取次や支援など

管理業務に置いても上手く行った時や関わり方の条件次第では、とても有意義で

魅力と達成感を味わえる職種であ有り社会的には常に必要とされます。

 

それらの実態と反対に上手く行かない事や不合理な点についても明らかに

分析でき取捨選択が可能で、それらを記事として、しばらくアップします。

 

 

以上、L型手摺の取付事例でしたが、この続きとして横型手摺を

同じ現場で追加取付事例を次のページにアップします。