照明器具の取替時に
(引っ掛けシーリングの本体ボディが不安定な時)
はどうなるか?
そして、どんな対処策が有効か?
参考例を掲げてみたいと思います。
引っ掛けシーリングの本体ボディを固定するビスの効きが
弱ければ吊り下げて荷重が掛かるとビスが抜けて垂れ下がったり
落下するのは容易に考えられますので
照明器具本体をビス止めすれば解決します。
しかし前回に掲げた天井裏の下地位置が極端に弱い場合の
三番目の×の状態なら
下に抜け落ちるのは、もちろんの事ですが・・
もっと想定すればグラグラ不安定な状態で天井裏の抵抗力が
無い場合の接続時に力強く押し込みロックしなければならない
納まりのの商品では上方向の天井仕上げ板に力強く押し付けると
・・天井裏へ突き抜け破壊する可能性も有り得ます。
こんな事になったら・・ショックでしょうね。
しかし二段階でカチッ・・カチッと力強く押し込まないと
ロックされない商品の納まりでは・・
けっして冗談でもなく十分あり得る事です。
そこで打開・回避策としては・・
グラグラした引っ掛けシーリング本体ボディのビスを
緩めて抜き取り屋内配線が付いた状態で貫通配線を慎重に
遊びの長さが有れば慎重に下へずらし照明器具の接続アダプターを
先に組み込み後からは入れにくい配線コネクターも先に差込み
慎重に照明器具本体を天井の下地板が有る所を狙って
ビス止めを二ヶ所以上で固定すれば不安定な
引っ掛けシーリング本体ボディを差し替えることも無く
既存のままで余計な天井仕上げ材や天井裏の補強も
しなくて済みそうなので有効策かも知れません。
当然屋内配線が動きますのでヘタすると結線部分が
外れかけたままになり、それを知らずに取り付けると
照明のスイッチが入ると外れかけたり外れてしまった
配線がショートし火災となります。
有資格者でないと関われない領域にもなり得ますので
安全が確信できないと、やらないで下さい!!
現場の条件は様々なので決して
保証できる対処法では、ありませんので
参考程度に願います。