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増改築2-13(浴室・洗面・トイレ)

前ページからの続きです。

 

次は水洗トイレの配管状況です。

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既存の腰タイル付近は床タイルを撤去して土壁が見えています。

 

それ以外の残り部分は剥がしません。

床下になっていた部分は、最初から張っていないので

抜けていますが、まったく問題なし。

必要な配管は標準的な腰掛け便器用の汚水管と給水管。

昔の給水管の立ち上げ配管はライニング鋼管が定番でしたが

最近はほとんど樹脂です。

鋼管にしていた目的は内壁工事などの時に釘打ちや

ビスなどで貫通破損を防いだり

止水栓のグラツキを無くす為だったかと思いますが、
そのメリットよりもサビ腐食による濾水の方が

デメリットになります。

鋼管のライニング管でも結果的に錆びて、

いずれ濾水します。

ステン鋼管なら使用するのが望ましいです。

しかし狭い所の納まりやコストではHI樹脂管が有利。

 

最近では架橋ポリエチレン管が多いです。
 

この画像はトイレの側壁に取り付ける手洗い用の給水と

排水そしてトイレ床排水の簡易な配管。

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設備機器の納まりに準じた配管位置の寸法出しは

最初から最後まで重要な事になります。

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