車庫の土間を改造する中規模のエクステリアに関する事例です。
普通車と軽の二台を駐車場にしている所を拡大したいとの御希望です。
やはり最初の見立てから平面図の作成などで拡張できるのか?
を確認する必要があります。
普通車二台の巾とドア開閉の空間などが必要。
そして土間の仕上、納まりの検討など。
やはり最初の現場調査でイメージを絞る為に
妄想・瞑想・構想などを繰り返します。
角地なので道路の隅切り角度が有り既存の塀をどこで切るか?
の切断位置決めは重要です。
切り過ぎても困るし、残し過ぎても二度手間。
納まり方法や使い勝手が悪くなってしまわないか?を追求。
ブロック塀を切断しやすく、補修しやすく強度が残る位置で
切断を検討します。
対処規模は敷地内だけの事ですが、想像・空想の領域は
制限が無いようで、なんだか困難と可能性のゲームを
しているようで独特の世界感を味わいます。
不要物がどの程度絡むか?
残土のスキ取りや廃棄処分の種類や量はどの程度か?
・・など、見積り条件の為に工程の種類や数量など
各種、具体的な要素を求めるのが重要です。
手作業で可能か?重機が必要か?も作業する立場になり
妄想を繰り返します。
有る程度は施工の経験を利用したイメージで推測しなければ
予測が難しい部分は多いです。
残土などのスキ取りを深くすれば埋設物は何が出てくるのか?
も予測が必要。
水道管・ガス管・埋込配線・廃棄物の残骸・植木の切り残り・・
・・・紀元前、文化遺産の遺跡・・
そんな意味で敷地の過去も有る程度、お話を聞き敷地の
造成履歴や取得、引継ぎ事情は参考にします。
古い地盤か?、新規の造成地か?、持ち主はどんな事情で代わったか?
などで埋設物の可能性は違うと思います。
次に続く。