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土間コン工事2−3(インターロッキング絡みの中規模例)

前ページからの続きです。

 

この施工現場は元の用途が道路より低い田んぼを埋め立てた

造成地だったようなので幸い過去の古い敷地の怪しい埋め残り物や

固い地盤や岩盤などは出て来ませんでした。

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盛り土地盤だったのでスキ取り作業は容易でした。

 

半面うっかり掘り下げ過ぎには注意です。

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別の注意として給水・排水・埋め込配線やガス管などの埋設物は

有るのが当然で位置の問題です。

スキ取りの深さも最近はレーザー機器で容易に計測しながら
取り過ぎず、残し過ぎず、のベストな作業が出来るようになりました。

レーザー機器を使用しなくても昔から多用していた

アナログ用具の使用でも十分可能です。

 

規模が広く無ければ(水平器・水盛りホース・長い定規・水糸張り)などでも

簡単に対処は可能です。
 

掘り過ぎの問題は後で地業の砕石などを敷きつめて転圧をかけ

振動の負荷をかけた時に思わぬ地盤陥没が時々有る事です。

ヘタすると大穴が空き、捨ててしまった残土が不足となり
新たに買い入れ埋め戻す事も想定できます。

そんな事を未然に塞ぐ意味でも作業時には重量車両などを頻繁に

地盤の上に乗り負荷をかける必要があります。

 

後から陥没する所は先に落とす事でほとんど安心できます。

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地域によってはカルスト台地などは信じられない

大きな陥没があるそうです。
 

敷地の端の方で少し見えている水道メーター付近は

特に埋設配管破裂防止には慎重になります。

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水道メーターから建物側は破損しても修復が、ほぼ容易ですが
反対の道路側への引き込みで破損すれば近所廻りの水道を止めて

修理になり大変な事になります。

既存建物の基礎の近くもチャイムやポスト照明などの埋設配線など

色々な物が有り注意が必要です。

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有る程度の粗スキ取りは完了し今度は整地均しとなります。

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次に続く。