庭先へ人工的に作った池が徐々に水漏れし
水道で何度も追加補充して溜めても
2~3日すると枯れてしまい水道料金が、
おそろしいほど掛かり不経済などとの事でお悩みでした。
過去に何度も他業者に頼み防水モルタルの詰め込みで
補修をして貰ったらしいですが未解決らしいです。
建築関係とはジャンルが異なりますが防水に関しては
関連性が有りますので興味の範囲です。
他業者が何度も関わって未解決と聞けば、
なおさら関わって見たくなるのは困った性格なのか?
又は未解決に決着がつき救世主のように思われたいのか?(^_^;)
かなりギャンブル要素が影響しているような案件ですが
なぜか?興味深い気持ちが増し失敗を覚悟で関わる事にしました。
まずは水を完全に抜き、溜まっていたドロの中に潜む
大きなカエルや得体の知れない生物などをバケツに転居保管。
汚泥などを除去して池の底も水洗いして見えなかった底全体の状態を把握。
防水層らしき工夫の跡は、まったく無く、単なるモルタルで
埋めた器の水溜め池でした。
当然、あちこちにヒビ割れや穴あきが有り貯水性能は
ゼロとかザルとまでは言いませんが
排水ゴム栓が壊れた、とても大きな浴槽
(まさに露天風呂!)
がピッタリと言ったところでしょうか?。
まずは防水シートが馴染みやすい形状で接触面が安定しやすい
モルタル下地作りが必要です。
一番、簡単なプール、池の専用シート防水(グローベン)を
施工する事にしてモルタルで下地の型枠作りを開始。
池の底に有った一段、低い泥溜まり場は防水シートの
歪が大きくなるので埋め戻し。
周辺は曲がり易い簡単な合板で型枠作りして
モルタル打設しました。
土手の厚みや出入りは直線よりも曲がり変化の方が良いですが
高さは水面レベルで比較されるので注意。
石など突起物がある部分はモルタルで、なるべく平坦のような
曲がりのような下地の土手作り。
次に続く。