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引込、空中線の破断トラブル事例

空中線の破断トラブル事例です。

室内の電気が切れたとの事で調査を依頼されました。

 

原因を調べた結果、関わりを途中で中止した事例です。

当方が近年に取替えした三相電源タイプの関連で

「井戸ポンプが作動しなくなった。」
・・と連絡がありました。

 

原因を想定すれば・・

〇他の回線も含めて過電流か?漏電などで

 遮断ブレーカーが作動して電源切れ?。
〇井戸ポンプの砂詰りや配管の漏れでモーターの

 加熱、過電流で保護回路が働き遮断かも?。

そんな程度かと思い現場を見ましたがブレーカーも落ちていない。

ポンプの容器カバーを外してリセットボタンを押しても・・作動せず。

試しに電源接続の電圧をテスターで測ると・・ゼロ!

電源が、まったく来ていません。

おもむろに外の引き込み付近を見ると・・絶句!

道路上に無残にも引きちぎられた引き込み腺の末端があります。

電線は跳ねて動く事も有るので、とっさに身構えましたが。

 

体に触れそうなのは建物側からの電線。

電柱側を見上げると千切れた跡がブラリブラリと

人には触れない高さで遥か空中に有ります。

状況判断では通行車が積荷などに引掛け引きちぎり立ち去ったのかも?。

ここから先は感電の危険性は取りあえず無い状況なので

一安心としても、ここからの対処が分岐点。

御客様から電力会社に直接電話をしてもらい経過説明の上で

事後処理をして頂きました。

通行車が積荷などに引掛け引きちぎり立ち去ったのなら・・

警察も含めた事故・事件扱いとなります。

建物側の引き込み施設付近での納まり不良で断線したなら

御客様の費用負担で引き込み繋ぎ直しが必要。

落雷や電力会社の施設での管理責任なら

電力会社責任の復旧対処となります。

後で御客様に結果を御聞きすると・・

電力会社の責任だったそうです。一安心(^_^;)

電柱付近で電線の被覆が剥がれた部分が有り

雨水がしみ込んだり風で動いた時に短絡して破裂したらしい。

どうも定期的な維持管理を見逃した結果らしいです。

おそらく同じような状況の現場は無数に有るはず。

 

多過ぎて手が回らないのでしょう。

電力関係は、トラブルの程度を越すと、とても危険な分野です。

切れた電線を避けようとヘタに手を出すと・・

更に危険が増すのでガスと共に特殊な分野です。たらーっ