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古家改造1−14

前ページからの続きです。


外壁の部分で別角度。

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外壁のリブ鉄板はUリブとVリブや角リブの断面形状は、
おおまかでは約3種類が多く見られます。

一番安い波形トタンは、ありふれていますので低予算でも

今回は使用しません。

時々、街中の店舗に、わざわざ錆びたトタン葺きを

デザインとして使っている事が有ります。

酸性の薬品を掛けて酸化させてワザと

古く見せている場合もあります。

木目のUリブ鉄板は良く使用しますが薄いので

弱い所も有りますが使いやすいです。

エンボス加工で表面にザラザラ感が有り下地の粗が見えにくく、
古い建物にも色合いなどは良くマッチします。

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グレードの高い納まりなら下の端も土台水切りなど

役物板金を使いますが 予算の関係で水切りや

見切りなどは省いています。

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木材下地なら釘打ち式で、鋼製下地ならバインドビス止めなど、

止め方は色々とありそうです。

釘打ちの場合は時々、リブの天場に打ったり
リブの際に斜めに打ったりリブの直ぐヨコの平部分に

打ったりしますが平のど真ん中に打つのは、ほとんど無いようです。

平の中心付近に打っても浮きが有り

押え込みが出来ない為かと思います。

リブの頭に打つのは釘頭が目立ち過ぎの為、

ほとんど見られません。

波板トタンなどは谷に打つ事は禁止で

波の頭が防水には適正位置です。

リブの場合は直ぐヨコの平部分に打つのが圧倒的に多いです。

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釘頭が見えにくく板金全体を抑えやすくピッチも決めやすく

見栄え的にも無難かと思います。

以上で簡単ですが外壁は終えます。