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外壁の部分で別角度。
外壁のリブ鉄板はUリブとVリブや角リブの断面形状は、
おおまかでは約3種類が多く見られます。
一番安い波形トタンは、ありふれていますので低予算でも
今回は使用しません。
時々、街中の店舗に、わざわざ錆びたトタン葺きを
デザインとして使っている事が有ります。
酸性の薬品を掛けて酸化させてワザと
古く見せている場合もあります。
木目のUリブ鉄板は良く使用しますが薄いので
弱い所も有りますが使いやすいです。
エンボス加工で表面にザラザラ感が有り下地の粗が見えにくく、
古い建物にも色合いなどは良くマッチします。
グレードの高い納まりなら下の端も土台水切りなど
役物板金を使いますが 予算の関係で水切りや
見切りなどは省いています。
木材下地なら釘打ち式で、鋼製下地ならバインドビス止めなど、
止め方は色々とありそうです。
釘打ちの場合は時々、リブの天場に打ったり
リブの際に斜めに打ったりリブの直ぐヨコの平部分に
打ったりしますが平のど真ん中に打つのは、ほとんど無いようです。
平の中心付近に打っても浮きが有り
押え込みが出来ない為かと思います。
リブの頭に打つのは釘頭が目立ち過ぎの為、
ほとんど見られません。
波板トタンなどは谷に打つ事は禁止で
波の頭が防水には適正位置です。
リブの場合は直ぐヨコの平部分に打つのが圧倒的に多いです。
釘頭が見えにくく板金全体を抑えやすくピッチも決めやすく
見栄え的にも無難かと思います。
以上で簡単ですが外壁は終えます。