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塀修理1(古い土塀の簡易補修05)

前ページからの続きです。


屋根瓦の補修が終われば、いよいよ外壁モルタルの補修です。

現在、剥離している部分は区切りが良い所を判断しながら

慎重に切断して撤去します。

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この面積で廃材はカートに一杯分ありました。

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剥がした後は土壁下地が大きく、えぐれています。

 

デコボコが激しい部分は粗埋め補修が必要です。

深さと面積によって硬化時間待ちの為、

段階に応じた回数が必要になります。

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デコボコの深さ度合いが約15~25㎜前後で

一回(一日)の区切り処置が妥当かと思います。

下地作りは気長に対処するのが賢明で速乾モルタルなど短時間に

対処するのは広い面積では急激な収縮変化などで失敗しやすく、

下塗り素材選びが重要らしく難しそう。

土には土が良いので、できれば一回塗りで一週間以上、

放置し次の段階に進みたいですが
日程上は長引かすと低予算には反する事になります。

本手の左官屋さんなら何ヶ月~何年の空き期間を

挟むのは当たり前ですね。

 

たぶん、こんな中途半端な補修の仕方なら

おそらく・・プライドが許さないので、

そもそも請け負わないでしょう。

 

次はモルタル塗りへと進みます。