前ページからの続きです。
まず、どんな所へモルタルを塗るのか?と言えば、
一部はこんな場所です。
補修面積はとても小さいですが足場は厳しい所です。
サッシの取付時には二連ハシゴを二本立てて、
足場板を渡して施工しました。
古い雨戸の戸当たり用の縦枠が付いていた左側部分です。
木製の木枠を元に戻せばモルタル補修の必要はありませんが
防水と耐久性の為、モルタル仕上としました。
別の場所では右側となります。↓
モルタル補修の刷毛引き仕上の直後はこんな感じで、
まったく問題無し!・・ですが。
半日以上経過すればこんな感じにひび割れが生じます。
同じ配合で塗った部分は、ほぼ同じ結果となります。
原因は混和材が少なくてセメント配合割合が多過ぎた為です。
こうならない様に膨張剤という混和剤がありますが、
それは入れずに通常のアサギ土だけを混入しました。
そして狭い小さな場所だったので二回塗りの二日越しにせず
一発仕上げで、その日、仕上とした為に起きた現象です。
当日には半日ほど時間待ちしてクラック発生してから
再度刷毛引き仕上していればヒビは、ほぼ埋まります。
今回は、もちろん、この後に薄塗り手直しはしましたので
結果的には二回工程になった、良く有る残念例です。(^_^;)
次は最終仕上となります。