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外壁で別部分の仕上は安価な角リブ鉄板仕上。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
下地はドウブチ材で直張りのローコスト仕様。
全体予算の都合で押さえるべき所はハッキリと制限します。
外壁の一部コーナで裏口付近は斜めに隅切りカット仕様。
これは敷地が二方道路の場合でコーナーの場合は2mほどの
隅切りで後退が必要な時がありますが、その条件とは違う敷地内の
都合なので屋根の軒先は後退する必要無しで飛び出し仕様。
たぶん出入りは道路側に門扉を外開きで直接開閉すると
道路通行妨害を考慮して角度を付けたと思われます。
外壁の角リブ鉄板は安価と言ってもVリブ鉄板や
波トタンよりはグレードが上位。
むしろ、角リブの加工サイズによってはコストアップと
働き巾が狭く予算的には不利となるので注意。
角リブ鉄板はコイルの規格巾を折り曲げて製作する物で
その形状は基本的に材料の最初の巾で可能な範囲なら断面形状はフリー。
あまり折り曲げ高さのサイズを大きくし過ぎると働き寸法が
極端に少なくなり不経済。
やはりベストサイズの断面サイズが有るので標準的な
形状で御任せサイズから選ぶのが無難。
角リブは凹凸の断面サイズによって水切りや
見切り材の断面寸法も変わり不経済にも、なり得るので注意。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
二種の外壁仕上も、ほぼ終えて
今度は内部仕上げに続く。