住いジャンルでのモノ、事 創りで楽しむ❕

用具・材料・や各種基本の対処策、準備からリアルで変化する実務行動や現場での支援策の提供を御試し、御利用下さい!

浴室解体事例1−2

前ページからの続きです。

ブロック積みの腰廻りは大ハンマーと言う重い道具で

叩き壊せば簡単に離れる事が多いです。

施工時間は壁面積の数量に比例しますが壁厚や

有筋近辺か無筋によっても異なります。

通常のブロックは10㎝厚が使用頻度としては多いです。

解体工事の見積り、積算では面積や容積など、

いずれかの換算方法を用いますが

すべてに通用するとは言えず綿密に積算しようとすれば困難です。

 

大雑把に推測したり何人で・・半日か?一日か?など、

どんぶり勘定でも的中する時は有ります。

重機により根こそぎ解体なら大きな、くくりとして

全体を捉えれば良いですが、既存の土間を生かし残しや

地盤を粗掘りせず埋込部分は残す程度の部分的なハツリなら

思ったよりコストが必要な事が多く有ります。

解体後の目的によっては

切断切り離し処置が必要な場合が有ります。

f:id:kubataasisuto:20210126154325p:plain
このような程度になるまでに約0.25人歩です。

ここからは作業内容の要領が少し変わります。

土間との境目付近でハンマードリルで捨て穴を開けて

分離しやすく、しておきます。

f:id:kubataasisuto:20210126154353p:plain
この作業が必要な場合はかなり手間が掛かりますので

特殊工程として歩掛り換算の見積り加算が必要です。

 

所要時間は・・約15分~30分/mが妥当です。

しかし開けるピッチと深さにより、かなり増減します。

基礎厚の半分以上の深さで3~4㎝ピッチの間隔で

空けておけば後のハツリ作業は容易になります。

f:id:kubataasisuto:20210126154416p:plain
ハツリガラや残土は解体、分解前の容積より空隙を挟み、

かさむ為に約6割増しの量となります。

当然廃棄処分の数量は1.6倍の見積りが必要です。

積込みや最終処分への持込手間や

搬送経費・最終処分実費などは別途換算が必要です。

f:id:kubataasisuto:20210126154442p:plain
その他あらゆる条件によってこの限りではありません。

しかし様々な詳細条件を捉え別々に相応しい

歩掛かりデーターで換算すれば見積りは可能です。

一度でも体験した作業内容で後日、反復しそうな事柄は

実例データーを保存しておくと後に利用可能です。

そのような過去データーは色々とメモ形式で

仮保存してますので機会が有れば実用化の予定です。