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屋根廻りの木工事も終えて外壁付近の下地作り。
掃き出しサッシは既存物を再利用の予定ですが、
まだ外して移設はしていません。
いきなり既存サッシは外さずに外回りを、かなり進めてから
取り外すのが防犯上と施工中の御客様プライバシーは守れます。
掃き出しサッシの上にランマサッシが新たに付きますが
その上の庇が高いのは理由が有ります。
御客様の御要望で今回の増築の目的は広縁を設け
庭先の景色を眺め更に夜の月を見たいとの事です。
新たに作ったランマから名月と山の景色を見る角度が
重要らしいのです。
既存サッシを使うよりランマ付きの掃き出しサッシを
新品にする方が綺麗で早いですが
古い物でも、まだまだ使用可能な物は
再利用される主義なのでランマサッシだけ付け足し。
さらにスダレ吊下げ用と雨の吹き込み防止の為に
庇を付けました。
しかも夜の月を観賞する為に室内から見れる角度の高さを
確認して貰い庇の高さと出先寸法を決定。
その理由によって通常より庇の高さが上がっています。
裏の側面外壁には裏口に有る納戸へ出入りする為の
片引き戸の出入り口も取付。
次に続きます。