前ページからの続きです。
横桟のアルミフレームの高さピッチは約50cm程度。
下は、やや端まで、上は10cm下がり程度の配置。
共有ブロック塀の内側に波板を入れるので波板フックは
先張りしてから組起し取り付けとなります。
支柱と頭ツナギのアルミ角材だけ先行組立で固定してから
横桟とアルミアングル縦フレームを組んだ物に
波板を先行張りしてから組立固定。
次は表の庭先付近が和風の見え掛かりになるので
焼板仕上となり少し工夫が必要でした。
外部は波板張りで内部は焼板仕上の両面張りとなる
庭先部分は特殊な納まり。
外側の波板部分は道路からも少し見えるので焼板の裏側は
焼け色の無い木の地肌色が波板に透けて、
しらじらしく見えるので裏面でも着色塗装の必要有り。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
焼板は本焼なので炭の汚れが付きやすく取り扱いが面倒です。
それでも、さすがに本焼は炭化の厚さが有るので
重厚さが有り和風の庭先には良く似合います。
焼板はアルミの横桟フレームにビスで直止め。
天場には笠巻き板金を被せて雨仕舞いに備えました。
焼板の天場を切りっ放しで雨曝しにすると
耐久性は極端に悪くなるのでカッパ板金のカサ巻き着せは重要。
アルミの頭ツナギが上に有り笠巻き板金と二重になるのが
デザイン的には残念ですが
強度的には仕方が無い納まり。
これで自作アルミフェンスの長柱納まりは完了します。
まずまずの納まりとなり御客様は、
ことのほか喜んで頂けました。
同じ現場で別な場所に続きます。