キッチンの内壁に半磁器タイルを張っていますが
原因不明で割れて欠けているとの事で簡易補修します。
部屋の中↓はプライバシー保護のために黒塗りで画像加工しています。
半磁器タイルは脆くヒビワレしやす時が有ります。
そしてダンゴ張りの場合は四隅の裏が、このように空洞になる事が多いです。
一部が剥がれかけていますので早めに応急処置をします。
タイルの欠けた断面部分はガラス破片のように肌が触れると
切れますので危険です。
白セメントで埋めれば固まれば硬く強いですが予定外の為に
補修材が無かったので
シリコンコーキングの白色で接着を兼ねて埋めました。
見た目は悪いですがシリコンコーキングのほうが剥離はしにくく
長持ちするはずです。
シリコンコーキングでも丁寧に補修するなら既存タイルに近い色の
カラー目地に配合する色粉を混ぜて色合いを近づければ、
もっと良くなるかと思います。
本式の修理なら欠けた二枚は目地で切断し慎重にハツリ剥がしてから
新品と張替えしますが旧タイプのザブロク
(3寸6分角と呼ばれる110㎜の働き寸法)品は調達不能です。
現在は100㎜の働き寸法が主流で現状より10㎜小さいので足りません。
雑な補修ですが、なにもしないよりはマシですね。