二階の和室天井裏に何か?生物が動き回る音で
屋根に何処か?隙間が有り
そこから鳥やイタチなど小動物が侵入か?
を調べましたが、「これッ!ここしかない!」などの
特定原因は掴むほどでは有りませんでした。
それでも消去法として順番に探るのは有効です。
この後は室内側からネズミの出入り口を
調べる事に切り替えます。
まずは玄関入口のホールに有る階段の下に
壁土が落ちていたと御客様が発見した所からです。
見えにくい場所ですが土壁の破片が落ちていた
直ぐ上の階段と内壁の隅を横から見ますと
確かに土壁に穴あきが見られました。
左官屋さんが仕上げ塗りする時には
コテ先が届きにくく詰込みもしにくい場所です。
横から見ると2~3㎝の穴でしたから
板金の端材を折り曲げてシリコンコーキングで
接着が簡単でくっ付きが容易なので対処しました・・が
接着の硬化までに落ちないように養生テープで
仮押さえしようと狭い場所ですが近くまで
頭を入れて覗き込むと・・
まったく想定外の隙間になっている事を発見。
単なる隅っこだけの穴では無く内壁と側板との
根本的な納まり不良による長い巾の隙間。
いわゆる目線を変えれば分かる事でした。
そこで単なる点の補修では無く線として
巾が上部は約15㎜〜下部は3㎜程度の
巾が変形で長さは約1.1mほど。
画像は寝そべって上を向いて撮影や縦横間隔が異なり
天地や左右の方向感覚が解りにくいかと思います。
巾が異なり細長く中へ切り込みで埋めるのは
やりにくいので厚さ12㎜程度の端材を切断加工して
巾広の合板材を側板の下場にビス止めの
細長い隙間の補修に急遽、切り替えです。
この隙間は内壁と階段材の隙間から床下へ通じて
ネズミほどの大きさなら出入りが可能で
原因ヶ所としては有効かと思います。
しかし・・「絶対、ここ!ここしか無い!」
・・とは言える程でも有りません。(^_^;)
それは他の場所を、まだ確かめていないからです。
そんな自信の無さを隠す事も無く告げて
暫定処置としました。
調べながらも暫定処置は施すのが
何もしないよりはマシだからです。
やはり2~3日してからも
天井裏のゴソゴソ・・ガサガサ・・生物の動き音は
いまだに続き室内に置いていた食べ物が
かじられた跡が有った・・と知らせが有りました。
当然、根本的な原因は特定していませんので
未解決状態で探り段階です。
いよいよガサ・・ゴソ・・音がする二階の天井裏を
調べる事に移ります。
この時には単に調べて降りるのではなく
暫定処置としてネズミ捕りシートを天井裏に
仕掛けてくる対策をします。
百均でも販売している粘着シートのネズミ取りです。
ネズミが嫌う固形の薬剤や食べると何処かでコロリなど
薬剤とは別に昔から有るネズミ捕りの網カゴでも
有力ですが、粘着シートで捕獲が過去の実績では効果が有りました。
こんな対策品をとりあえず10組み/袋で合計20枚を用意し
ネズミの出入りする原因ヶ所を調べるついでに仕掛ける予定。
次ぎは天井裏に潜りリアルな条件で対応しますが
ヘタすると天井を突き破り転落などは
当然、有り得る想定リスクとなっています。
この辺りからは実務的で色々なノウハウが必要となり
ネズミ捕りの仕掛けなどは単なる雑務系統の対応ですが
重大な要点が各所に有りますのでリスク回避は必須。
害虫駆除などのスペシャリス業務として成り立ちますので、
関連種別も含めて、これらを専門とする生業としても可能です。
近々、具体的な支援を御希望の方には
支援申込サイトを御知らせしますので
必要な方は自力対処への支援予約をして頂ければ
実用・実益が可能になるかも知れません。
https/表示で別なサイトを用意しています。
🔓鍵マーク付きで安全表示のページにリンクで切り替わります。
(お楽しみに)
これで、室内の隙間調べ途中 物語は幕!です。
次のアップは[ネズミ対策での暫定策事例3/3(有力な原因を発見)]を、お楽しみに。