外壁小波スレートの上部付近での看板や
フックボルト閉め直しなどの
作業が必要な場合の簡単な仮設足場例です。
比較的、安全で・・簡単で・・作業性の良い組み方
が必要な場合の参考例です。
アルミハシゴ兼用脚立を伸ばした物を二台利用して
足場板を掛けて作業する場合の一例。
足場板を掛けるための専用金物が売られていますが
手持ちに無い場合や応急対処には38㎜角程度の
下地木材を単管足場の固定クランプ2個と
自在クランプ1個でL型に組み吊り勝手と
跳ね出し勝手にもなるように少し長い目を水平にして二組作り
梯子のステップにクランプを締め付け仮設します。
それに足場板を内側と外側に掛ければ比較的、
作業しやすい臨時足場が出来ます。
但しこのままでは安全とは言えませんので危険です。
さらに安全性を高めて補強するなら2本の梯子は上部と
下部に横繋ぎの固定で45㎜角の木材か単管パイプなどで
繋ぎ止め、さらに斜め筋交を固定すれば安全性が増します。
そして上部と下部に横ズレの防止固定を施し、
さらに頭の浮き離れ防止と足元のズレ逃げ防止の
固定を施せば、かなり安全性が増します。
さらに踏み込んだ安全対策をするなら上部の梯子先端が
外壁小波スレートを突き破りグラツキ事故になる恐れが有るなら
ハシゴの先端には当て板が必要です。
例えば・・こんな↓補強が有効です。
しかし転落防止手摺もなく危険を伴う簡易策です。
この仮設足場は外壁に直付けで接触しており離れていないので
外壁塗装する時には一部、欠点になります。(^_^;)