前ページからの続きです。
面倒な既存汚水配管との接続が完了しましたので後は
床下を通り低い所は地べたを這わせ腐らないコンクリート素材の
敷物にレベル金物で高さを調整し
無理の無い勾配で配管コースを確保しました。
外基礎から外壁への出口は良い処に
床下換気口が有りましたので利用しました。
余計な配管貫通穴をあけて基礎の強度を弱めるよりも
床下の自然換気口が有る程度、狭くなっても良しとします。
外壁の立ち上がりからベランダ床下の横引き配管の例です。
まだ完全には固定していませんが、仮止めは早めに必要です。
露出なので配管の劣化防止など保護や安全な固定は
後でする事で先に進めます。
ベランダの床デッキに汚水管と雑排水や給水管など
三種穴の位置決めを慎重に決定します。
穴あけも無駄あけミスも無く、こんな感じで納まりそうです。
後は床デッキ天場に出る配管の高さも必要な長さで
必要な三種の先行配管をします。
雑排水と汚水管の接続は汚水管の直ぐ近くでトラップ構造にすれば
良いのですが面倒なのと排水漏れトラブルになりやすいので
手洗い機器の付近でトラップして直結排水にする事にしました。
ベランダ床を切り抜いてトラップ枡の埋め込みも
出来ない事は無いですがパスしました。
取りあえず先行配管は終えてこんな感じで一段落となります。
すべての配管に関して作業中はもちろん終始一貫して
異物の混入を防ぐ仮フタを特に重要視しなければなりません。
あらゆる作業途中で一瞬のスキに管の口が空いている時は
落下物がピンポイントで管の穴に入り込んで
取れなくなる場合が有ります。
給水配管は近場のコースから同時進行で行うのがムダが少ないです。
どちらかの配管を先行し過ぎると手順前後の差などで
非常に楽か?やりにくいか?の差になります。
少しの手順前後の差で効率が大きくロスしたり
節約出来たりは、しばしばあります。
後から出来ない部分の保温カバーだけは先行し
一区切りして後は躯体作りの木工事へと進みます。
次に続く。