玄関先の縦樋が壊れた部分の補修例です。
集水器から縦トイへの繋ぎ部分が強風で動いたか?
物がぶつかったか?破損しています。
なぜ?こんな場所が破損したのか?
下の方なら何かがブツかって壊れる事は良く有ります。
縦樋のサイズはメーカと規格によって
微妙に直径が合わない事が多いです。
そして表向きは樹脂のようでも内部に
薄鉄板が入っているアイアンという呼び名の
製品もあります。
この現場は偶々、使用頻度の多い樹脂だけの
標準材料で解決しました。
素人さんなど未経験者が日曜大工などで直した場合は
継ぎ手を逆さまに入れているのを見ます。
それでも、ほとんど雨水は流れますから別に構わないのですが
御代を頂く関りでしたら成立しかねます。
水が上から流れて来て下の方が差込み口は広い受け口の
メン継ぎ手で上からが差し込み勝手のオン継ぎ手になるのが
方向性のお決まりパターンです。
稀にエクステリア部材のトイ納まりでは、
どちらでも良いようなVU管継手のような納まりが有りました。
・・ですから絶対とは言えません。
※余談ですが
給湯器などの煙突・排気筒管などは熱気や排煙は下から
上への上昇となりますし外部の排気筒に雨が掛かれば
下が受け勝手なら雨水が筒内に入り込み設備機器内に
水漏れなのでオン・メン勝手は逆向きになるそうです。