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外部の雨洩り対策を終え内部の押入補修へと最終段階。
カビの殺菌処理の前には床の養生は必要。
下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。
まずはカビを除菌する為にアルコールで簡易洗浄。
カビ専用スプーレーを使用しましたが強力に対処するなら
ハイターなど塩素系が良いですが
一階の他者、入居部分に薬液が垂れたら困るので
アルコール系で対処しました。
効き目の結果は不明ですが商品を信頼するしか有りません。
殺菌、薬液処理の後は内壁の重ね張り仕上。
床はラワン系合板を重ね張り。
壁面は圧縮MDF合板を使用。
これは見た目は綺麗ですが粘りが無く折れやすく、水気には弱いらしい。
しかし押入内部なら衣類などへの付着も少なく適材。
最後に雑巾ズレのヒモプチ材で押えて仕上完了。
これで雨洩りによるカビ対策の補修は終了。
ちなみに雑巾ズレと呼ばれるヒモプチ材の使用は
賛否両論あろうかと思います。
無しでスッキリ納めた方が綺麗な場合や、
入り隅の出っ張りが邪魔になるなど様々。
入り隅にヒモプチ材を取り付けのメリットは
合板の削り合せの必要が無く仕事が早い点。
雑巾ズレと呼ばれるヒモプチ材が必要性を発揮するのは
別な目的が有ろうかと思います。
それが明らかになる事例が有りますので参考のため次に続く。