前ページからの続きです。
水漏れの原因は屋上でのシート防水納まり不良からの
雨洩りだと判断しました。
しかし絶対とは言えません。
マンションの躯体外壁など各所のクラックなど
原因は他にも色々考えられます。
建物本体で元からの品質低下なのか?経年劣化なのか?
大きな、広い視点で捉え小さな部分で発生する
細かな現象を検討、追跡しなければ解りません。
※余談ですが・・
後の補修は建物修理保険などを絡めた修理工事になると、
バカ正直に原因特定はしない方が良い時も有ります。
見積りや請求書の書き方では原因を特定し
責任の所在を明らかにする文書表現は、良し悪しです。
原因と責任が明らかになれば・・その相手に賠償請求や
手直し無償アフターサービスで解決すれば良いですね。
オーナー様の保険条件にもよりますが申請しても却下の恐れが有るので
自然災害や設備使用時の不可抗力や原因不明・・
などの申請が妥当な場合が多いです。
いわゆるグレーゾーンなどへの救済保険は多いと思います。
もし原因、責任先が特定され、賠償を負う事になっても、
その為の保険が有りますのでケースバイケース。
※本題に戻ります。
屋上防水シートの対処は前施工の防水業者アフターサービスの
交渉範囲らしいのでオーナー様にお任せ。
被害を被った三階の内装を一部復旧する事で終盤へ着手。
玄関内の外壁側にある内壁面の壁紙もカビが多っかたので張替え。
柄の似たクロス壁材で区切りの良い所まで張替え補修。
湿気の酷かった押入内の外壁に面した内壁合板は
簡単なビニールを下貼りして合板を重ね張り。
側面の内壁のみを簡単に補修する程度で良いとの
オーナー様の意向に沿い修復は完了。
内壁合板の補修は全面では無く予算の関係で
一部のみを簡易仕上げ。
以上でマンション水漏れの件は終了します。
※またまた余談ですが・・
賃貸物件で事業を営むオーナー様は各種トラブル修繕や
維持管理の出費割合が運営を左右させます。
特に水漏れ、雨洩りは余計な出費そのもので事前に防ぎたい課題です。
・・が、
建物を取得した時点で全体や各所の納まりなど品質が
ハズレ物件だったら長年に出費が付きまといます。
近年では中古物件が多数あり手ごろな価格で購入し自宅か?
賃貸物件などとして取得したい場合が有ります。
安く購入できても後で色々な症状に出会い困っても
購入する前から判断できる要素がたくさん有ります。
投資前の決断手段の一つとしても多能工・職などの
リアルな体験に基づく意見や評価は有効かと思います。
大金投下前には・・後から思わぬ大出費が続く前にも
・・判断情報、意見が欲しい・・など。
もう、すでに買ってしまった後で手遅れ!
・・色々症状が出始めて困っている!
自力で可能な所は、もちろんするつもりで・・
無理な所は業者に依頼している。・・が、
こちらが素人だと見て高飛車に対応してきたり・・
そんなに高額費用が必要なのか?・・と
不安が有ったりお困りの方は。
もうすぐ御知らせさせて頂く予定の実益、実現にマッチする
僅かな保険掛け金以内と思い・・有償支援を御利用下さい!