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屋根上の歩み板は仮設出来ましたので、
今度は転落防止用の手摺取付です。
隣地へ物や道具を落下させてはならないし
解体時の粉塵の飛散なども防止しなければなりません。
そして主な目的として高所作業者の転落防止の為です。
説明画像はプライバシー保護の為、塗りつぶしや
細長いカットなどで見にくいサイズになっていますが
現状図の一部です。
単管でシングルの簡易組です。
最上部の屋根上での手摺と養生シートを貼る為だけです。
足場に昇り絶えず作業をする為ではありません。
作業はすべて屋根上からです。
まず、切っ掛けとして境界のブロック塀の内側に
二連ハシゴを垂直に建て縦樋の金物やその他、近辺の
信頼できそうな構築物から倒壊防止の為に控えたり固定します。
建物と境界が極端に狭い場合は二連ハシゴの垂直建ては、
思ったより使い勝手は良いです。
狭いので、簡単に倒れる空間が少ないのと
垂直長さが手加減しやすい事も有ります。
そして、臨時に上がり降りする時も二連ハシゴをよじ登る事が出来ます。
養生シートは飛散物の粉塵なども防止する為に
メッシュシートでは無くブルーシートです。
風のキツイ時は、あおられて倒壊の危険がありますので
気象条件によっては外さなければなりません。
その為には外側にメッシュシートを張り内側にブルーシートを張り
強風の時はブルーシートだけ外すのが得策かもしれません。
台風などの時はメッシュシートでも危険なので外すか?
たたんで蒔きつけたりしなければならない時もあります。
今回は短期工事なのでブルーシートだけにしました。
施工は次のページに移ります。