前ページからの続きです。
何ヶ月か経過したのちに結果を確認しますと
雨洩りは解決していませんでした。(^_^;)
少しマシにはなっていますが完璧に納まったとは言えない程度の
湿りの跡が残りました。
そこで二次工事としては瓦桟木の強度不足と
漏れの原因が寄せ棟の直下付近なら剥がすのが大変だし
同じ納まりが屋根全体では四ヶ所あるので
漏れてはいるが室内まで漏れが見える所は一ヶ所だけで
後の三ヶ所は漏れているのに室内からは解らない状態かも
知れないのではないか?の予測に至りました。
ヘタに中途半端な処置に、費用を掛けて地震の時に屋根瓦全体が
ズレ落ちる危険を、そのままにするのは心配なので
全面的に葺き替えする事にしました。
釉薬瓦に葺き替えすれば今後は屋根瓦の塗装も必要無くなり
総合的に安全と経済的に有利かと思います。
葺き替え工事に当たり、まずは飛散防止と
作業中の転落防止などで仮設足場の設置となります。
カチコミ一側足場組の参考例です。
二階の軒先から上の転落防止やゴミなど飛散防止ネットを
張る目的なら、もっと簡単な納まりで単管組でも良いですが、
コスト的にはあまり替わりませんし予算も珍しく通りました。
むしろ足場組作業のやりやすさや安定性は、このタイプが良いです。
ちょうど、この頃は台風接近などで強風の恐れがあったので
養生ネットは倒壊防止の為に、応急処置で、たたみました。
次は屋根瓦の解体などに、さらに続きます。