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内部の腰壁は耐水合板下地に100角、半磁器タイルの接着張り。
床も同じく耐水合板に防水処置を施して
床、磁器タイルの接着張り。
この程度の面積なら腰壁も床も張り終えてから
目地入れするのが効率的。
正面の腰壁タイルの割り付けは大切な見付面なので
細い半端モノを入れない割り付けが基本です。
もし最後の張り仕舞寸法がタイルのサイズが約1/3以下の極細巾なら
見苦しいので張り始めと張り仕舞が半分以上の巾寸法になるように
割付けを、ずらすのが常套手段です。
最後にタイル目地を入れ込み一日あけて落ち着いてから
便器や備品を取り付けて完成。
上の画像は完成の姿。
最近ではタイル仕上は、めっきり減りました。
やはり目地の耐久性などでも難点となりやすく別の仕上なら
施工スピードが早いクロスやCFシートが多くなり
床は耐久性の有るタイルに近い重歩行シートも有力です。
この現場では御客様がタイル好みだったので通常仕上のタイルで完成。
以上で今回のトイレ改造事例は終了します。