前ページからの続きです。
便器本体が古いのを承知で御客様は好みだったのか
長年に渡り使用を続けていました。
当時から床のフワフワも承知をしていましたが
古い便器が壊れたら便器の取替えも兼ねて
床のフワフワも解決する為に、気になりつつも、
床が抜けるほどでは無いので二年ほど引き延ばしていました。
しかし便器のロータンク内部の部品も調子が悪くなり始めたので
床の修理と便器の取替えを開始。
洗浄便座は新式に交換したばかりなので再利用。
こんな時は便器と洗浄便座が一体型よりも分離型のシートタイプが有利。
床の修理は簡単な内容で内壁は既存のままで良いとの事。
出入り口の敷居はチリ高さが十分に有るので
床板は12mm下地合板を重ね張りでも可能。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
もしバリアフリーの計画が有るなら
敷居の飛出しは撤去する必要があります。
トイレと隣接するローカ床の高さは、やや高い納まり。
近い将来にローカ床や近辺の居室の床も含めてバリアフリーを
希望しているならトイレの床高さも、この機会に考慮が必要な所です。
御客様には、その点は着手前に確認する必要が有ります。
無理に別工事を進めるのではなく将来的な希望が
今回の施工に関連するか?否か?は重要な事。
まったく計画は無しらしいので、そこまで配慮する必要無しとの事で
トイレ入り口の敷居は温存。
トイレ内は既存床下地合板の上に12㎜下地合板を重ね張りで納まりは決定。
床を解体して見て床組下地の根太などが腐食していれば
全面取替えになるかも知れません。
問題無ければ温存して生かす事で方針は決定。
次に続く。