前ページからの続きです。
今度は古い腰掛け便器本体の解体。
まずは止水栓のバルブを止めてロータンクへの
給水接続管を外します。
この時は洗浄管が古いし接続位置や納まりが変化するので
再利用はせず新品のフレキ管へ交換なので外す時には傷めても可。
便器本体の床固定ビスボルトが古いタイプは
ステンではなく鉄製でした。
このように錆びて破断したり潰れて抜きにくい場合が多いです。
ちなみに工具はモンキーレンチを使用していますが
本来はソケットレンチが妥当ですが破断結果は同じです。
イナの古いカスガデーナは汚水配管の位置がこのように
特殊な納まりです。
いかにも昔タイプの姿ですが普段は真後ろの奥なので見えません。
樹脂カバーを外すとフランジのゴムも丸見えで
汚れやすく掃除がしにくい納まり。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
便器の撤去跡は、やはり床シートへの汚れが目立ちます。
これは掃除が出来ない所なので仕方が無い場所。
やはり嫌悪感がある部分ですが対処する時の考え方は・・
前のペーシでも掲げた通りで挑みます。
立派な会社の社長がトイレ道と称する崇高な理念で
自社のトイレ掃除は社員より朝早く出て黙って行ったり
使用するのが酷い状態でも誰かがボランティアで行う
公園のトイレ掃除などと同じだと妥協します。(^_^;)
どんな業種も、いかに嫌悪感を持たずに社会的には必要価値や
遣り甲斐を見い出すかが重要かと思います。
次に続く。