浴室の修理と脱衣、洗面の改装事例です。
今回の浴室修理は既存浴槽を解体撤去して
ユニットバスに入れ替えのプランです。
このようなプランは誰しも考えますが業者に依頼する事が大半で
自力でやってみたいと思っても無理だと思いがちです。
※余談ですが
しかし、まったく不可能でも無い内容です。
ほとんどの事がそうですが可能性に繋がる情報不足で
行き当たりばったりで手を付けるのは危険なので、
すべきでは有りません。
おそらく全体の流れを知り、その中身が、どの程度の困難さか?
出来そうな事が、どの程度か?・・その割合を把握しなければ
出来そうか?否か?・・の判断が出来かねると思います。
※本題に戻ります。
解体直前の既存の浴室内部です。
既存の浴室はタイル仕上の床と内壁で浴槽はポリバスです。
天井と一部、上壁はモルタル仕上の普通の納まり。
下図の4枚は編集加工で斜め端がカットされています。
脱衣場、洗面は内壁がプリント化粧合板と一部半磁器タイル仕上で、
これも一般的な仕上げの状態。
洗面化粧台は、まだ使えるので御客様は生かし取りを御希望で
それが、どうなのか?調べたら可能だったので再利用します。
床は既存のフロアーパネルなので改装時には
下地合板の重ね張りでCFシート仕上の予定。
内壁は既存のプリント化粧合板に4mm合板を重ね張りで
ビニールクロス仕上の予定。
既存のプリント化粧合板が安定していて信頼できれば溝だけ
パテ埋め、してプラゾールなど接着剤の配合糊で
下地の粗が見えにくいクロスなら直張りも可能です。
ガクブチや廻り縁、巾木などチリ寸法の余裕があれば下地材の
重ね張りが可能で既存の状況次第で納まり予定の判断は変わります。
既存の間仕切りは浴室側の寸法次第で解体撤去が必要か?
温存か?で大きく異なります。
ユニットバスの外寸と遊び寸法の約3㎝程度が確保出来れば
間仕切りは解体の必要無し。
しかし新規出入り口のサイズのほうが大きくドア式ではなく
片引き戸の仕様なら拡大の必要が有り
既存の間仕切りは解体する必要が有ります。
この辺りは選択、判断によって結果は大きく異なります。
次に続く。