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増改築2-16(浴室・洗面・トイレ)

前ページからの続きです。

 

ユニットバスの出入り口を兼ねた隣は脱衣場と洗濯場。

現在は木工事で下地作りの段階で後半に入りました。

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床は合板下地にCFシートですでに仕上済みで

施工途中なので養生ベニヤを敷いています。

内壁は厚さ12㎜のPB板と合板の併用張り下地。

棚とかオプションで何か機器が壁面に取り付く部分や

強度が必要な場合は合板下地にします。

手間を掛けられる予算の場合はPB板の裏に

木系の下地を入れておき二重にします。

 

近年では心材が合板で表面はPB板貼りの二重一体構造の

壁面下地材が販売されています。

 

単価が高く大きな切り欠き加工が多い納まりでは

切り落ち廃棄処分の割合が多いと不経済です。

 

切り欠き加工が多い納まりでは同じ二重張りなら単体材別に

一層、二層の別々に継ぎはぎの方が切り落ち材の半端も

大きい物は更に再利用し廃棄物も減らしながらなら

使用材の大幅節約が可能です。

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PB板と合板の一層並びでの併用張りは表面仕上のクロス材が

薄い物によっては異種素材の表面違いや異質色の影響を受けて

違和感が表面に現れる場合がありますので注意。
 

浴室入口側は片引き戸の仕様なので片開き一枚ドアや

中折れドアに比べれば機能的には開閉時の

後退スペースが必要なく使いやすいです。

難を言えば引き込み代の下枠には

常に湿気が残るのですが仕方がないです。

仕上りは、こんな感じとなりました。

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正面上部の吊り戸棚は台所の勝手口を移変した時に

生かし取り撤去した物の再利用です。

当然、最初からこの場所に再利目的だったので現物サイズと
内壁仕上後の内間サイズは十分に確認しておき、

後でスンナリ入るようにしておく必要があります。
 

洗濯機の上部には吊り下げ仕様の水気に強い

メラミン仕上の棚板を取付。

左側の取り付き部分は片引き戸の引き込み代で

空間が必要の為に突き付けや乗せ掛けは不可能。

取付、固定方法には少し工夫が必要でした。

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シンプルに見せる為に細いステンレスパイプで吊下げ用の

寸切りボルトを化粧カバーしています。

浴室付近はこれで終わり次はトイレの仕上に移ります。