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ユニットバスもほぼ組み上がり
窓枠や入り口枠を残し仕上前。
窓の開口部は自由で既存窓に合わせて壁面パネルは切断開口。
樹脂製の化粧窓枠を取付前の状態。
ユニットバスの窓際での納まり要点で両端は写真のように
約10㎝以上袖壁を残す必要がありました。
在来工法のように側壁ギリギリに開口する事は
パネルの構造上、当時はできませんでした。
ユニットバス本体のフーレーム枠も有り
水仕舞も悪くなるからです。
しかし近年は側壁ギリギリに開口が可能になり、
かなり納まりに融通性が増してきたようです。
当然、製造メーカや各種タイプやグレードにもより
一律ではありませんので選択には注意しましょう。
水栓金具との配管、接続前はこんな感じです。
カウンターの正面にメンテナンス用の開口部が有ります。
この範囲で作業工具が使用できるなどの条件に注意して
配管しておく必要が有ります。
近年は架橋ポリエチレン管が主流で融通性が有りますので、
かなり接続しやすくなっています。
しかし融通性の効きにくい在来の配管種類を使用する事も多いので
基本に忠実が無難です。
アクセサリー機器も取り付けて後はシーリング仕上を残すのみ。
このシステムバスの壁面は鋼板ホーローパネルタイプで、
ちなみにグレードは中の上だったと思います。
次に進みます。