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基礎の生コン打設です。
天候が不安定を承知で粗打ちまでしか出来ないかも?の覚悟で
作業は開始。
道路際なのでミキサー車は横付けで、とてもやり易い条件です。
シューターの長さも十分届き、カート搬送は無しの直打ち込み。
生コンクリートの打設は、施工面積の範囲や
打設時に関わる各種作業と仕上り度合いに応じた
各自の対応スピードや対応人員数によって
経過と結果が大きく変わります。
特に生コンの運転手は他の現場で関りが多いので
各自対応者の動きを見れば技量や知識の度合いが即、解ります。
打設の順番も注意が必要で
やはり深い所から優先に打ちこみます。
全体の打込み量や打ちこみ範囲の中で優先にする場所の把握も大事。
打込みの総量が予定通り足りるか?不足か?の判断は
半分まで行かず1/3程度の時点で予測しないと
判断遅れになります。
ちょうど打ち終えた頃に小雨が降り出したので
押え仕上は出来ず粗打ちで終了。
雨降りが早かったので仕上は中止で粗打ちの決定が
スムーズに出来ました。
ヘタに雨降りが遅く押え仕上の後に降雨だったら・・
仮設屋根もないので大失敗となります。
養生が不十分で表面が荒れたら仕上がりにならず
その手直しは面倒な事になります。
粗打ちでもサッシの入る所などは木枠やスリーブを入れ
深く下げておく必要が有ります。
もちろんアンカーボルトの位置決めなども確認と
修正などが重要となります。
翌日に結果を見ると問題なく進められたようです。
次に続く。