前ページからの続きです。
軽量鉄骨構造の超簡易仕口で進めています。
一部、先行塗装が間に合わずとも予定日に組立開始。
ボルト接続では鋼管の空洞内にナットを入れ込み
ボルトで捻じ込む接続仕口。
ナットを空洞に入れてネジの掛かりまでが面倒でしたが、
なんとかクリヤー。
スポット溶接出来れば早いのに能率の悪い仕口を、あえて多用。
鉄骨柱など一部の部材は仕上塗りが間に合わず先に
組立を優先したので今は見栄えも悪いです。
アンカーボルトの位置決めは、ほぼ正解で
多少の融通は可能な仕口でした。
荒組すれば仕口は簡素でも、さすがに軽量鉄骨なので
鋼性は強く木造よりは安定性が有ります。
先行塗装で統一出来てないので汚いですが本手さんが手掛ける現場でも、
重ね塗りの場合は当然で色違いの工程は成りがちです。
垂直ブレスの末端は専用金物では無く羽子板ボルトの
腰高、引き付けタイプの平板部分を折り曲げてアンカーボルトに直付け。
これがまた・・ド素人臭い仕口の納まりです。
本来は鉄骨柱の下部に芯を狙ってターンバックル式の
ブレス専用の金物を溶接が妥当ですが羽子板ボルトとズン切りボルトの
長尺材を使用で超簡易納まり。材料コストは・・大違い。
しかし手間は・・変わらずか?・・ヘタすると
人件費は大きく食われます。(^_^;)
次に続く。