床のフワフワは度々、起こります。
床下に潜り込み補強できたら簡単に直る事が有ります。
床下、収納庫があれば容器を外せば簡単に床下に入れることが
多く有ります。
この収納庫は、かなり汚れていますが、しばらく使用していない為に
見栄えは悪いですが容器も有り、ふたも、ちゃんと閉まります。
このサイズは60㎝角×高さ約48㎝の一般タイプ。
楽に床下には、出入りできます。
床下の調査や作業は汚れますので下にはシートを敷いて
養生して這いつくばります。
ほとんど・・ほふく前進と後退が移動手段。(^_^;)
別の現場事例で、やや小綺麗な、この場合は下図のように
同じサイズで60㎝角の一般タイプです。↓
やはり地面には汚れ防止のシートを敷くのが常套手段。
床下収納庫が無ければ和室の畳を、はぐれば座板が有り、
部屋のどこかに出入り口専用の切込みを
すでにしてある場合が有ります。
普通はあまり家具を置かずに、すぐに畳を、はぐれる場所で
隣が洋間の部屋で、その床下に入りたいつもりの位置に出入り口は、
作ってある可能性が高いです。
和室では好きな所の座板を切り抜いて出入り口は作れます。
その位置は部屋の出入り口の中央付近が基礎の通気口が多く
隣の部屋の床下には短距離で入れる↓可能性が高いです。
同じ場所で角度を変えてみれば基礎の通気口が見えますので、
ここから隣の床下に入ります。
開口サイズは300×400ほどで普通の体型なら通過できますが
困難ならハツリ機械で基礎の通風孔の穴を拡大します。
床下に潜れてフワフワしている床下の下を調べて下図のように
床板の継手に根太材が入っていなければ明らかな
手抜き工事なので上を歩けば必ず床板がフワフワします。
もしこのような手抜き工事跡なら、45㎜角の米松材を補強にすれば
暫定的に修理が可能です。
簡単な補強なら大引きの芯程度に乗りかかる長さに
根太材を切りいれこみまず。
長さが短くても大引きの上に最低15㎜以上は乗せて
教材の巾は平均3㎝以上かかって、いれば安心です。
後から入れる根太材が厚過ぎて、すんなり入らない場合は端を
10㎜×100㎜程度に斜め切りします。
これは手ノコでは難しく丸ノコなら早くて楽ですが、
よほど丸ノコが使い慣れていないと大怪我します。
自信がなければ危険な事はせずに厚過ぎない根太材を使いクサビの代わりに
薄いベニヤ板に白ボンドを付けて挟めば高さの調整が可能です。
場合によれば下敷きなどペラペラの樹脂にコーキングをつけて
挟み微調整も可能ですね。
斜め落としした切捨て残し、したものはクサビで逆から
ボンドを付けて押し込めば入り易く、入ってから
上に押し上げる事が容易です。
※その時には押し上げ過ぎない事が大切です。
もちろん、根太と床板の間には木工用の白ボンドを付けて接着をします。
さらにピアノなど重量物の補強なら大引きと中間に
補強材 約90㎜× 約45㎜×必要長さ・・を入れて
ブロックなど束石を地盤に敷き、鋼製束などで突っ張れば
本棚や重量物の補強には最適です。
根太中間に入れて補強が効き目が無ければフワフワしている床板の
広い面積に合板を下から接着剤を塗り押し付けて端を既存の根太材に
ドウブチ材などでビス止めすれば安定します。
ドウブチ材と根太の側面は、やはり白ボンドで接着します。
違う角度からですが。
これは既存の根太材が信頼出来ればの話です。
そしてビス止めには電動ドライバーが能率的です。
手回しドライバーでも出来ますが、下穴が無いとキツイです。
ビスのサイズは4×長さ約50㎜のコースレッドビス。
釘打ちでも良いですN45~N50程度で可能。
根太と根太の間だけなら床板の接着離れのタワミですが
床に思い切り体重を掛けると根太も一緒に床全体が、
ゆらゆら上下に動き、コツン、コツンと束が浮いたり
束石に当たる感触が有れば大引きが、ゆさゆさ上下するので
束が浮いている場合があります。
そんな時は、取替するほど束が傷んでいなければ上部に
クサビを打ち込めば、↓ゆさゆさは止まる場合が多いです。
やはり接着剤を付けておけば外れにくいです。
出来ればクサビは両方から↑二本打込むのが安心です。
床下に潜れたら儲けモノです。
業者に頼んで費用が高くつくなら、大変ですが
なんとか自力対処が可能なら、かなり節約できます。
ぜひトライしてみて下さい。
詳しい組み方や手順が必要でしたらコメント欄で書き込みか、
メールなどで問合せを、してみて下さい。
具体的な要領など手順アップの御知らせの支援が可能な時があります。