キッチンパネルの加工から始めます。
この素材は鋼板ホーローとは違い樹脂製のバネルなので
取扱いを誤ると割れます。
他のメーカーなど各種有りますが名称が異なる程度で、
ほぼ似たような素材です。
レンジフードは古い平型の既存物をそのまま再利用なので
後方排気のダクト穴や電源コンセントなどの位置決めが重要。
化粧パネルは右左や上下はもちろん裏表など錯覚による
加工ミスになりやすいので注意が必要。
まずは正面を張り終えてから側面が、やり易い手順となります。
両面テープと専用接着剤で既存の半磁器タイルの壁面に
一発貼りとなります。
一旦、貼り付くと微調整でズラす事は出来ません。
※ネズミ捕りの粘着シートの固いブレートと思って下さい。(^_^;)
タイルの表面に付いていた油汚れなどは
当然、貼り付け前の先に綺麗に除去する必要があります。
下地処理が不十分だと接着不良になり
後から剥がれるリスクが有ります。
その他、色々な基本ノウハウが有りますが、
要領は、ほぼ定例化、標準化していますので
ここでは割愛しますが機会が有ればアップします。
下図は貼り付け前の既存壁面タイルに両面テープと
接着剤の盛り上げ気味の波筋塗り付け状態です。
蛇口付近は水栓器具を脱、着する要領も必要で
色々な配慮は定例化されています。
そんな場合は多能工なら水栓器具の取り外しが
先になろうと後になろうと
手順は自由に選択可能なので、とても有利となります。
ガスコンロのガス栓穴もプラグで一時止めして貰っているので
穴あけして、進めます。
このガス穴は古い元栓器具が付いたままだと、とても納まりが悪く、
やりにくくなりますので外注で器具は外しておきます。
キッチンバネルの穴あけと張付けが終わったら
流し台などの据付となります。
床や壁に有った隙間もコーキングなどで塞ぎ
据付の準備は終え最終段階になりました。
次に続く。