建物が古くなると自然と色々な所に故障、問題が生じます。
ご覧頂いている皆様方お久しぶりです。
今回は、とても危険な事例です。
洗面所の電源コンセント本体がグラグラしてドライヤーや洗濯機の
プラグを差し込み、抜き替えするときに・・時々火花が出る!
非常に・・危険!・・ヤバイです!
こんな場合は自力対処できる場合と危険なので専門家に任す分かれ道。
まずは、こんな状態を画像で送信して御相談下さい。
実際は、この程度に近づいたアップ画像と、もっと周囲が写る
周辺も分かる全体画像が必要です。
この現場では私が直に現地調査をして全容とと詳細部分は
把握できましたので原因と対処範囲や度合いの判断は容易でした。
大きな原因の一つはコンセント本体の固定ビスが外れるか?
取付枠金物が破損しているか?が直接的な原因。
二次的な要因としては・・すぐ横に見えるタオル置き場などで
後から取り付けと思われるツッパリ棒で壁面が押されて変形してます。
その影響でコンセント固定状態が不安定になり遊びが多くなった?。
まずは現地の下調べとしては、ここで終わるか?もっと進めるか?です。
実際は差し込みプラグを抜いて表面の化粧カバーを外します。
(この時点で・・どうやって外すのか?の基本ノウハウが必要となります。)
下の僅かな溝に薄いマイナスドライバーの先を差し込みお決まりの方向に
力を入れて壊れない要領で、こじ開けます。
すると下図のように↓化粧枠が残りコンセント本体と取付枠金物が見えます。
上部分を見ると化粧枠の一部が破損しています。
とりあえず化粧枠は取り換えが必要なのが分かります。
コンセント本体は中の接触部分が壊れていないならそのまま利用が可能。
又は、配線の差し込み部分がグラグラの動きで配線の外れかけや断線なら
電気工事士の資格が必要な作業となりますので別の展開となります。
無資格の素人さんが、この先に挑むなら配電盤の安全ブレーカーを
オフにして近場のコンセントも電気が来ていない事を確かめてから
コンセントの上下ビスを外して配線事ゆっくりと引っ張り出し
裏からの配線がきっちり差し込まれて抜け外れや断線が無いか調べます。
問題なければ、そっと戻し取付ビスも再び慎重に戻し元通りに戻します。
この場合での必要な部品は化粧枠の取り換え部品と裏あて用の
補強部材を調達してから改めて修理に挑みますので一時中断となります。
プロは常に頻度の多い交換部品は持っていますので即、連続で対処できます。
が・・即、解決する場合と・・あえて持ち越して再度訪れるのも理由は別で
その時の色々な事情で変化します。
下図は↓コンセント本体を裏の配線と共に慎重に引っ張り出した状態。
このコンセント本体を浮かした状態で裏側に裏当て金物部品を
壁面のプリント合板の裏側に要領よく入れ込みます。
(この時点でも・・やはり壁面構造によって基本ノウハウが必要となります。)
上手く壁裏に補強金物板を入れられたら
取付ビスを慎重に組み込み↓固定します。
次に交換した化粧枠を取付。
ここまでくれば↑もう安心領域ですね。
問題は交換用の化粧カバーには年代と商品グレードや種類別に異なります。
表面の化粧カバーを装着して完成前。
ここでは既存物が↓痛んでなかったので再利用しました。
ここではフルカラータイプではなくワイトタイプの薄型です。
こんな適合性の判断や選択では偶然マグレ当たりで上手くいく場合と
調べて合致するはずが僅かな納まりの違いなどで合わず
二の足を踏み空振りミスもよく起こります。
ピッタリと合い納まりました。
この場合は途中でコンセント本体を二口から三口タイプに改良するか?
などは最初から別な展開案として検討します。但し・・
(※三口タイプにして器具を同時使用される場合で15A以上の負荷は危険。)
・・など良かれと思っても危険が増すので二口が無難とされています。
が、結果的にタコ足配線で4口~5口状態も現実にあります。(^_^;)
ちなみに自力対処以外で誰かに依頼した場合は経費の少ない個人で
良心的に引き受けてくれ何かあったら次も頼みたい場合や
知人などから頼まれ自力対処をして費用を頂く場合の
参考例として↓下図で概略の実費例を掲げます。
会社組織や余計な経費が膨大にかかる相手に依頼すれば1.5~2倍を予測。
悪意のあるボッタクリ業者なら、別の展開を含む常識外の損害を被る結果となります。
以上が電源コンセントぐらぐらトラブルのあるある事例でした。
こんな場合や、もっと簡単に解決できる場合が有りますので
ワンコイン¥500(税込)お問い合わせなどを御利用下さい。
今なら・・
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次のアップも、お楽しみに。