基礎貫通の続きとして配管の増設例です。
目的は水洗トイレを二階のベランダに増設です。
水洗トイレ増設のポイントは汚水配管のコースと
納まりを最短距離と
シンプルに納めるのが大切かと思います。
それに伴う給水配管や雑排水の配管は汚水配管の
コースを優先にして納まりさえすれば
大きな問題にはならずに進められるかと思います。
汚水配管は自然に排水できる高さ、勾配で納まりを
付けられれば、さほど問題、無いかも知れませんが公式なら
様々な基準が有ると思いますが、それは解りません。(^_^;)
高さや勾配などに関しては管工事での詳細基準が色々有っても
認定業者さんが施工した場合でもしかたなく、
無理な納まりを実施している事は多く見られます。
配管コースは設計、計画は机上判断だけでなく現場の実状や
掘ってみないと解らない事も多く、難しいです。
既存トイレとは中間位置にある間仕切り基礎の貫通後に
YU又はVP75~100パイプを仮差込して
無理の無い高さと勾配を確認しつつ決められる所から
仮設や着手するのが有利です。
全体や末端などの納まりは、なるべく詳細まで推測し
考慮を重ねての着手となります。
行きあたりバッタリのアテガイ施工では大きな読み違い
となり納まらない事が有ります。
許可申請が必要な汚水配管の場合は埋設納まりが基本で
露出配管は色々な安全策が必要とされます。
公共関係の設備配管工事は色々な決まり事・規定が
厳しいらしいです。
ここで掲げている事例は、そこまでしなくても良い程度の
ド素人の内容ですので、どこでもは通用はしません。(^_^;)
次はいよいよ最大のポイントとして
既存トイレ汚水配管への接続へと続きます。